【中学受験2026】フェリス、入試内容変更…人物考査廃止へ
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フェリス女学院中学校の入学試験では、従来、4科目の筆記試験と筆記および面接からなる人物考査にて選考を行っている。2025年度入試では、国語・算数が各50分、配点各100点、社会・理科が各30分、配点各60点、人物考査10分という試験内容だった。
今回、2026年度以降は「人物考査(筆記および面接)」を実施しないことが発表された。今後は、国語・算数・社会・理科の4科目の筆記試験のみを課すこととなる。
なお、2026年度入試はフェリスの入試日である2月1日が日曜日にあたる。同校ではこれまで宗教上の理由から2月1日が日曜日となった年には、入学試験を別日に変更して行っていたが、2026年度については変更せず2月1日に実施することがすでに発表されている。一方、女子学院や東洋英和女学院、立教女学院など、一部キリスト教系の学校では入試日を2月2日に変更するため、志願者の動きなど例年にはない受験生への影響、いわゆる「サンデーショック」が懸念される。
フェリスの2025年度入試結果は、募集人数180人に対し、415人が志願し、404人が受験。合格者200人で、実質倍率は2.02倍だった。各教科の平均点は、国語71点、算数64点、社会34点、理科33点。入試に関する詳細は同校Webサイトで確認できる。
《畑山望》
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