3月30日放送予定のテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『晴れたらいいね』で主演を務める永野芽郁。加えて4月スタートの日曜劇場『キャスター』（TBS系）への出演も決まっており、ますます活躍の場を増やしている。本記事では、『晴れたらいいね』への反響や、今後の出演作について紹介しながら、彼女の女優としての魅力を紐解きたい。
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2009年に映画で女優デビューを果たし、2018年にはNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロインに抜擢されて大きな反響を集めた永野。その後も数々の作品に出演し、2021年は映画『そして、バトンは渡された』での演技が評価され、「第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞」を受賞した。女優業以外にも、この春からスタートするラジオ『永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)』（ニッポン放送）ではパーソナリティを担当するなど、マルチな才能を発揮している。
そんな永野が主演を務めるのが、3月30日放送予定のテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『晴れたらいいね』だ。同作は、現代の看護師が戦時中へタイムスリップし、本作のタイトルとなったDREAMS COME TRUEの楽曲『晴れたらいいね』を歌いながら、困難な状況を強く生き抜こうとする、感動のヒューマンドラマ。永野が演じるのは、仕事はできるが覇気がない中堅どころの看護師・高橋紗穂で、突然巨大地震が発生した際に寝たきりの入院患者・雪野サエ（倍賞美津子）をかばったことがきっかけで、若い頃のサエの姿で戦時中のフィリピンにタイムスリップしてしまうという役どころとなっている。
死と隣り合わせの過酷な状況ながらも、仲間たちと希望を見失わずに営む日々を通じて、紗穂が生きる力を取り戻していく姿を描く本作。地上波での放送に先駆け、Prime Videoでは1月10日から配信がスタートしている。視聴したSNSユーザーからは、「永野芽郁ちゃんの演技 存在感圧巻」「芽郁ちゃんの演技力は、やっぱり凄かった」「惹き込まれました」といった声があがっており、仲間と共に戦火を生き抜く力強い主人公の姿を、永野が持ち前の演技力で生き生きと演じていることがうかがえる。
なお、永野は、4月から放送がスタートする日曜劇場『キャスター』にも出演が決定。同作は阿部寛が主演を務め、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し、悪を裁いていく社会派エンターテインメント。永野が演じるのは、型破りなキャスター・進藤壮一（阿部）に振り回されながらも奮闘する報道番組の総合演出・崎久保華だ。永野は公式コメントにて、「阿部さんとはいつかご一緒したいと思っていたので、今回こうしてご一緒できるのが楽しく刺激的な毎日です」と語っており、日曜劇場常連の阿部が引っ張る『キャスター』は、彼女にとっても実りある現場となるかもしれない。
他にも、永野は5月16日公開予定の映画『かくかくしかじか』で主演を務めることも発表されており、2025年は大活躍の1年となりそうだ。若手の実力派女優として輝きを放つ永野のさらなる飛躍に期待したい。
