「ホットスポット」最終回 角部屋の幽霊・スパイダーマン・化粧水…6つの伏線回収に「全て繋がった」「鮮やかすぎて鳥肌立った」の声
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【写真】「ホットスポット」Fキーホルダーの持ち主は?
◆市川実日子主演「ホットスポット」
本作は、2023年1月期に同局で放送し、国内外の賞を受賞するなどで話題を呼んだ「ブラッシュアップライフ」の脚本を務めたバカリズムと制作チームが再集結したオリジナルドラマ。富士山麓の町のビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(市川)が、ある日、宇宙人に出会ったことから物語がはじまる地元系エイリアン・ヒューマン・コメディーとなる。
◆1:「F」キーホルダーの持ち主
第9話にて、意味深に映し出された「F」キーホルダー。SNS上では、その持ち主について様々な考察が飛び交っていたが、今回の放送で古田と名乗る男性(山本耕史)であることが明らかに。古田は、清美、宇宙人・高橋(角田晃広)らのもとを訪ねると「ホテルの売却を阻止していただきたい」とお願いし、自分はタイムリーパーだと打ち明けるのだった。
しかし、すでに梅本市長(菊地凛子)とホテルのオーナー(筒井真理子)の不正を暴き、ホテル売却の阻止に成功していた一同。困惑した顔で同問題は解決済みであることを伝えると、古田は呆気に取られた様子でその場を去っていった。
◆2:角部屋の幽霊
レイクホテルの角部屋・301号室には霊が出るという話が過去にあったが、同話では翌日の早番に備え301号室で眠る高橋の前に姿を現す。しかし高橋が怖がることなく説教し、幽霊(うらじぬの)を追い払った。
◆3:直美(山田真歩)の正体
第9話で突如登場した山田真歩演じる謎の女性・直美。ネット上では「何者?」「なにかの能力者だよね?」など様々な考察が飛び交っていたものの、純粋に清美らの同級生だったということがわかった。
◆4:スパイダーマン
ある日、一同が集まっていた中で「高橋さんって糸出たりしない?」と言い出した同級生・あやにゃん(綾乃/木南晴夏)。あやにゃんは、娘が「スパイダーマン」を見ていたら「高橋さん!高橋さん!」と反応していたことを明かし、梅本市長とホテルのオーナーも糸で止められるのではないかと口にする。そして密会当日、待ち合わせ場所となるガソリンスタンドで2人を待ち伏せていた清美ら一同。そこで赤色の服を纏っていた高橋は高速移動で車にガムテープを巻きつけ、スパイダーマンのが出す“糸”をオマージュした。
◆5:タイトルバックの「E.T.」オマージュ
冒頭では、ホテルを売却して多額の利益を得ようとする梅本市長とホテルのオーナーの企みを阻止するべく、高橋自らオーナーの事務所に忍び込み不正の証拠を手に入れようとする。しかし、警備会社とオーナーが駆け付け、高橋は逃げ場を失ってしまう。絶体絶命の中、屋上から思いっきりジャンプした高橋の影が月夜に映し出され、同話のタイトルバックとなった。なお同カットは、「E.T.」にてエリオットとE.T.が自転車で月夜を飛ぶ名場面をオマージュしたものと見られる。
◆6:温泉入りの化粧水
最終話終盤では、清美の元夫・晋平(大倉孝)の父が宇宙人であることが発覚。すなわち、清美の娘・若葉(住田萌乃)は宇宙人の血を引いたクォーターとなる。その証として、若葉がレイクホテルのアメニティである温泉入りの化粧水を使っている姿が第1話冒頭にて映し出されていた。温泉は宇宙人にとって身体を治す効力のある有益な成分であり、若葉も「たまにつけてたら風邪引かないくらい」といい、化粧水の謎を回収した。
これらの巧みな伏線回収にネット上では「全て繋がった」「納得の最終回」「まさかスパイダーマンまで回収してくれるとは(笑)」「細かすぎる」「鮮やかすぎて鳥肌立った」など反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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