北村匠海、朝ドラ「あんぱん」撮影裏話 ハマっているもの告白しツッコミ受ける【悪い夏】
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モデルプレス/ent/movie
【写真】北村匠海、殺人鬼役で狂気の演技
◆北村匠海主演「悪い夏」
原作は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞した染井為人の同名デビュー作。「クズとワルしか出てこない」と話題を呼んだ作品で、真面目に働いていた市役所勤務の公務員・佐々木（北村）が、ふとしたきっかけでとんでもない犯罪行為に巻き込まれていく姿を描いている。
◆北村匠海、嵐の中での乱闘シーン回顧「みんなが撮影終わるのを快く送り出せなくて申し訳ない」
北村は、役所で働く公務員でありながら、気弱な性格ゆえに犯罪に巻き込まれ、自身もクズに成り下がってしまうという役どころ。自分自身とかけ離れている役を演じてどうだったのか聞かれ、「僕個人的には金髪のヤンキーだったり、すごい強いヤンキーだったり、あっちのほうがかけ離れている。今回は、自分の持っている奥にある属性を久々に開ける感覚があった。気楽といったらアレですが、非常にやりやすかったです」と撮影を振り返った。
クライマックスには嵐の中での乱闘シーンがあるが、その撮影では苦労の連続だったという。撮影は室内と屋内で行われたが、窪田は「ああいう時（嵐がきている時）って、冷静になって『中に入らない？』ってならないのかな？」と首を傾げると、北村は「中でも撮影したけど、中も狭くて大変でしたよね」苦笑した。
城定監督が「最初の台本では中だけの撮影だったけど、狭すぎるから外でも撮ったんだよ」と明かすと、役者陣は「そうだったんだ」と初耳の様子。野外の撮影は全員口を揃えて「寒かった」といい、河合が「窪田さんが見たことないくらい震えていて、一言もしゃべらなくなって…」と大変さを振り返る。さらに北村が「泥もあるし、目にも口にも入る。大量に水が出る蛇口にみんな集まったよね」、窪田も「それで焚き火の前に集まって焼き芋食べた。温まったと思ったらまた撮影再開してさ…」と過酷な撮影を回顧した。
過酷な撮影は2日間続いたが、北村だけ3日目があったという。北村は「続々とみんな終わるのに僕だけ次の日もあって。倒れてくる木を避けるシーン。みんなが撮影終わるのを快く送り出せなくて申し訳ない」と複雑な心境だったことを語った。
◆北村匠海、最近ハマっているものは？
また「最近ハマっているもの」を発表するトークコーナーで、北村は「米」と書かれたフリップを提示。「最近おにぎりにハマりすぎていて。自分でにぎることもあるけど、今毎日ドラマを撮影していて河合さんも一緒なのですが、おにぎりを宅配で頼むことが増えまして」と明かした。続けて「人がにぎったものっていいなって。温もりを感じています」とにっこり。お気に入りの具材は「頼んでいるお店には派手なメニューがあって、卵黄そぼろとか、ツナマヨたくあんとか。それと豚汁のセットを頼む」といい、「家で米を炊く時は必ず土鍋ですし、日本酒も好きなので広い意味で米にハマっている」と話した。
なお、北村は31日に放送スタートするNHK連続テレビ小説「あんぱん」に出演。河合もヒロイン（今田美桜）の妹役として登場するが、朝ドラ裏話を聞いた城定監督から「えっ？『あんぱん』なのに…？」とツッコまれ、会場を笑わせた。
一方「なんか言うの、恥ずかしい」と切り出した河合がハマっているものは「ルービックキューブ」。「マネージャーさんに『ハマるよ』とおすすめされて、『本当？』と思ったら、ずっとやってしまう。今3分以内に6面そろえられる」と腕前を紹介。「今日は持ってきていないけど、現場にも持っていっています。でも、待合室的な場所でルービックキューブやるの、恥ずかしいんですよ。隠れてやっています」と苦笑いで語ると、北村や窪田が「やっていてほしい」と歓迎し、最後には「楽しいのでみなさんをハマらせたい」と流行を狙った。
そして窪田は「ChatGPT」とし、「最近知ったのですが、これもうメジャーなのかな？なんでも答えてくれるんですね。今日何を食べたいのかふわふわしていて決まらない時に『おすすめ教えて』と言ったら長文で返ってきて。英語も知らない単語やフレーズもすぐ出てくるし……。しゃべる人いなくなっちゃいそう。AIとばっかりしゃべってしまうくらい、すごいですよね」と驚いていた。（modelpress編集部）
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