4月2日深夜より放送がスタートするドラマ『やぶさかではございません』(テレビ東京系)で主演を務める松村沙友理。「LINEマンガ」限定レーベル「ジーンLINE」で連載されて話題を呼んだMaritaによる同名作を実写化したドラマということで、注目を集めている。そこで本記事では、松村のこれまでの女優としての歩みを振り返りながら、新ドラマ『やぶさかではございません』における注目ポイントを紹介したい。
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乃木坂46のメンバーとして高い人気を誇り、グループ卒業後は女優としても精力的に活動している松村。そんな彼女のテレ東ドラマ初主演作となる『やぶさかではございません』は、恋愛不器用こじらせアラサー女子と距離感バグ年下男子によるラブコメディ。松村が演じる主人公・不思議麻衣は、多くの資格を持つ“しごでき女子”だが、初恋のトラウマで恋愛に臆病になってしまっているという役どころだ。そんな麻衣が、カフェの同僚で人との距離感近めな年下男子・上下亮(駒木根葵汰)と、ある日をきっかけにお互いを“観察”し合う関係となり、少しずつ惹かれ合っていくというストーリーになっている。
ここで松村の過去の出演作をいくつか振り返ってみると、2022年に放送され、翌2023年には映画化された『推しが武道館行ってくれたら死ぬ』では、“推しメン”に人生の全てを捧げる熱烈なアイドルオタク・えりぴよを熱演したことで話題に。さらにドラマ『ショジョ恋。』(フジテレビ系/2023年)では、美人で仕事もできるしっかり者だが、男性経験がないことにコンプレックスを抱えており、恋活シェアハウスに入居する主人公・庄司しょう子役、ドラマ『焼いてるふたり ~交際0日 結婚から恋をはじめよう~』(読売テレビ・中京テレビ/2024年)では、食べることが大好きなアラサー女子・山口千尋役を演じており、さまざまな個性を持つ女性キャラクターにチャレンジしてきたことがうかがえる。
松村は『やぶさかではございません』への出演を受けて、「恋愛に臆病な麻衣ちゃんを大切に楽しく演じさせていただいております」と公式コメントで語っていたほか、プロデューサーを務める鈴木里佳子氏は、「コミカルでチャーミングな一面と華のある柔らかな印象が、麻衣を演じていただくなら松村さんしかいないと思い、お願いしました」「実際に演じられると凛として落ち着いた佇まいも加わり、漫画から出てきたような麻衣のキャラクターそのもの」と絶賛している。さまざまな作品で女優として経験を積んできた松村だが、“恋愛に臆病なアラサー女子”という今回の役を通して、またひとつ成長した姿を見せてくれることだろう。
同作の放送開始を前に、SNSでは、「コミカルな演技楽しみ」「期待してます」といった声もあがっており、楽しみにしているファンも多いようだ。プロデューサーも太鼓判を押した『やぶさかではございません』での役柄が、松村の新たなハマり役となるのか。注目してみたい。