子供の6割「新学期が不安」教師や友人関係が上位に
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この調査は2025年3月3日~18日、国内最大級の子供とお出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディが「いこーよ総研」を通じて、子供たちが新学期に感じる不安について調査・分析したもの。サンプル数は全国324件。
調査では、新しいクラスになることや学年があがること、入園・入学することに関して、子供がどの程度不安を感じていると思うかを保護者に質問。「とても不安を感じている」が16%、「少し不安を感じている」が41%で、合計57%の子供が新学期に不安を感じていることがわかった。特に年齢が上がるにつれて不安を感じる割合が増加し、9歳以上では7割以上が不安を抱えていた。
不安の内容について保護者に尋ねたところ、もっとも多かったのは「担任の先生との相性」(46%)。ついで「どんな同級生が同じクラスになるか」(42%)、「仲の良い友だちとクラスが分かれるかもしれないこと」(37%)、「新しく仲のいい友だちができるか」(35%)と人間関係に関する不安が上位を占めた。
今回の調査結果は、子供たちが新学期に抱える不安が多岐にわたることを示している。保護者や教育関係者は、子供たちが安心して新しい一歩を踏み出せるように、彼らの不安に気づき、受け止め、寄り添う姿勢が求められる。
《風巻塔子》
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