「対岸の家事」初回、多部未華子&江口のりこが涙 専業主婦・ワーママの対比に「リアルで刺さる」「どっちも頑張ってる」と共感の声
社会
ニュース

【写真】多部未華子、ほっそり二の腕際立つワンピース姿
◆多部未華子主演「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」
原作は、2019年に火曜ドラマ枠でドラマ化され、高視聴率を獲得した「わたし、定時で帰ります。」(新潮文庫)の著者・朱野帰子氏の小説「対岸の家事」(講談社文庫)。働くママが主流となった昼間の街で中々自分と同じような主婦仲間を見つけられず、少し焦りを感じる専業主婦の詩穂(多部)が、“家事”にまつわる様々な問題を抱える人たちと出会い、交流していく物語。
◆「対岸の火事」詩穂(多部未華子)&礼子(江口のりこ)が涙
自ら専業主婦の道を選んだ詩穂は、ママ友との交流を求め、娘・苺(永井花奈)とともに子育て支援センターへ。そこで、働くママ・礼子(江口のりこ)から声を掛けられるが、詩穂が専業主婦だと知ると「専業主婦なんて絶滅危惧種」と言われてしまう。後日、詩穂が住むマンションの隣室に夫・量平(川西賢志郎)、息子・篤正とともに引っ越してきた礼子だったが、“絶滅危惧種”発言により気まずい2人は、互いに「見ないふり」で数年間ご近所生活を続けていた。
そんなある日、礼子は1歳の娘・星夏(吉玉帆花)が熱を出し、篤正(寿昌磨)が鍵を持って自宅に閉じこもり、職場でも子育てとの両立に理解してもらえず「ゲームオーバー」の状況に。追い詰められ、子どもたちが眠った後にマンションの屋上を訪れ、柵に手を掛ける礼子だが、詩穂の存在に気づき慌てて手を離す。詩穂は礼子に寄り添い「ちょっとくらいルール違反しても、ゲームオーバーになるよりマシです」と声を掛けた。
礼子は2児の子育て、家事、仕事に追われる日々に「家事を片手間になんてできなかった」「朝が来るのが怖い」と胸の内を吐露。それに対し「たかが家事じゃないですか。手抜いたっていいんです。なんとかなります。長野さん(礼子)が元気でさえいれば」と詩穂が話すと、礼子は「助けて…誰か助けて…このままじゃ本当にゲームオーバーになっちゃう」と涙を流した。そして、詩穂への“絶滅危惧種”発言を謝罪。「仕事も家事も両方やるって自分で決めた。それが今の時代の当たり前の選択だし、私は間違ってない。でも全然思うようにできなくて、自分の選択が間違ってたんじゃないか、そう思うと怖くて」と明かす礼子に、「私も、怖かったんです。1日中、苺と2人きりでいると、自分だけが世界から取り残されたような気がして」と詩穂も涙ながらに心境を告白した。
◆「対岸の火事」専業主婦・ワーママのリアルに共感の声
2人が涙ながらに胸の内を明かすシーンに、視聴者からは「泣ける」「言葉にするって大事」「詩穂の考え方が素敵すぎる」「助け合える関係になれてよかった」という反響が。さらに、1日を通して子どもとしか話さない、子どもと遊んでいて長時間経過したと思ったら数分しか経っていない、などという専業主婦の姿や、職場の子育てへの理解が低く悪気なく嫌味を言われる、育児や家事に追われながら慌ただしく出社する、など働くママの描写に「リアルで刺さる」「専業主婦もワーママも、どっちも頑張ってるよ…」「礼子の気持ちが痛いほど分かる」「正反対に見えるけど一緒」など、共感の声が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:TBS
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》