市原隼人、大河「べらぼう」盲目・検校は「耐え難い暗闇の孤独」演じる恐怖と思い明かす「寄り添おうとしても寄り添えきれない役」 | NewsCafe

市原隼人、大河「べらぼう」盲目・検校は「耐え難い暗闇の孤独」演じる恐怖と思い明かす「寄り添おうとしても寄り添えきれない役」

社会 ニュース
市原隼人(C)モデルプレス
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【モデルプレス=2025/04/07】俳優の市原隼人が6日、自身のInstagramを更新。俳優の横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BS・BSP4K、毎週日曜午後6時~/BSP4K、毎週日曜午後0時15分~)で演じた盲目の大富豪・鳥山検校への思いをつづり、話題となっている。

【写真】市原隼人、大河「べらぼう」クランクアップ

◆横浜流星主演大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

本作は“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・“蔦重”こと蔦屋重三郎(横浜)が主人公。森下佳子氏の脚本で、笑いと涙と謎に満ちた“痛快”エンターテインメントドラマを描く。

◆市原隼人、検校を通して学んだこと

この日放送された第14話 「蔦重瀬川夫婦道中」でクランクアップとなった市原は「本日まで鳥山検校をお楽しみくださりありがとうございました」と感謝をつづり、検校の衣装で花束を持った写真を投稿。

「目が不自由である鳥山検校は、全ての事を自ら感じ取りにいかなければ何も無いに等しく、求める事を必然として文字通り手探りの日々を重ねる感覚を味わい耐え難い暗闇の孤独と寄り添いながら生きていた事と思います。人知れず抗うことのできぬ苦しみを知っているからこそ人の心の機微をも感じる事ができた。それが分かるからこそ、良くも悪くも相手の“心の隙間”に入る事もできてしまう。それが恐ろしいところでもありました」と検校についてつづった。

また「明確な生き方や自身の存在意義に逡巡する人生だと感じながら自分の人生を悔やみ自身に対する憎悪を思い続けながら演じさせていただきました。…この役は本当に難しかったです」と告白。「鳥山検校という役を通して、覚悟を持ちどんなに自分を犠牲にして寄り添おうとしても寄り添えきれない役があるのだと、その一つの答えをいただいた役でもありました。深く複雑な感情が交錯した鳥山検校を様々な角度から捉え、役に寄り添うはじめの1%を持ち、構築しては壊し構築しては壊しを繰り返しながら、答えのない中、問い続ける禅の行いの様うに重ね続ける事が役者として大切だと学ばせていただきました。同時に、形あるものはいずれ壊れていくかもしれませんが、目に見えぬ形ないものはいつまでも自分の中で壊れずに大切にしていける美しさや希望を見出すこともできました」と振り返った。

◆市原隼人、妻・瀬以に対する思い

「瀬川しかり瀬以は、地獄を生きてきた鳥山検校にとって、芥川龍之介が綴った小説、蜘蛛の糸の様な存在だと感じていました」と、小芝風花が演じる妻・瀬以に対する思いも明かした市原。「世を動かすものが武力から経済、学問へと変化してきた時代の中で、さまざまな産業が生まれ、文化が芽生え、芸術が生まれ、人々の感受性が豊かになり個々の思想や欲が浮き彫りになっていくこの時代の魅力を引き続きお楽しみください」と結んだ。

この投稿に、ファンからは「素敵な検校をありがとう」「号泣しました」「市原さんだから演じられた役」「圧巻の演技でした」などと反響が寄せられている。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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