妻には見せないモラハラ夫の「外の顔」とは…ドラマ「子宮恋愛」沢村玲さん(ONE N’ ONLY)、吉本実憂さん【インタビュー】 | NewsCafe

妻には見せないモラハラ夫の「外の顔」とは…ドラマ「子宮恋愛」沢村玲さん(ONE N’ ONLY)、吉本実憂さん【インタビュー】

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妻には見せないモラハラ夫の「外の顔」とは…ドラマ「子宮恋愛」沢村玲さん(ONE N’ ONLY)、吉本実憂さん【インタビュー】
妻には見せないモラハラ夫の「外の顔」とは…ドラマ「子宮恋愛」沢村玲さん(ONE N’ ONLY)、吉本実憂さん【インタビュー】 全 1 枚 拡大写真

私の子宮が恋をした。だけどそれは、夫とは別の人でした。

毎月血を流しながら、人生は予定どおりにはいかないことを思い知る。

衝撃的なタイトルとは裏腹に、だんなと同僚、2人の男性で揺れる31歳既婚・子ナシ主人公の繊細な感情描写がSNSで大反響を呼んだマンガ「子宮恋愛」。ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた女の婚外恋愛を描いた作品で、オトナサローネでも原作マンガのが人気です。

先週放送されたドラマ第1話に引き続き、今回は気になる第2話のドラマ写真とともに沢村玲さん、吉本実憂さんのインタビューをお伝えします。

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妻、不倫相手、職場…モラハラ夫の多面性が見どころ

なかなか本心を言えない主人公まきの夫・恭一を演じるのは、ユニバーサルミュージック/ Polydor Recordsから6月18日にメジャーデビューするONE N’ ONLYの沢村 玲さん。

恭一は、大学のサークルでまきと出会い、結婚して6年。高校教師で担当科目は英語。モラハラ気味で、子どもがほしいまきをないがしろにしているが、それには大学時代の「ある出来事」に原因が……。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――セックスレス、モラハラ、不倫という題材を扱うと最初に聞いたときの心境や台本の感想を聞かせてください。

「どちらかというと少し暗い題材です。いろんな展開があるので、作品の起点を探しながら台本を読みました。話として興味深いと思ったのが最初の印象でしたね。ただ“不倫”というテーマで複雑な心境が多いので、そこをどう表現するのか……悩んだ部分ではあります」。

――この役を演じる際に意識していることはありますか?

「まきに見せる顔と寄島に見せる顔、教師の時の顔、すべてが違うので“根本にある心情”を意識しました。あとは(恭一は)感情が読み取りにくい性格でもあるので、少し冷たい表情にも意識を向けました」。

1話より ©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――演じる苫田夫婦についてどう見ていますか?
「恭一は利便性を重視してまきと一緒にいるのですが、まきは恭一に愛してほしい。その感じが客観的に見てツラくなるときはありました。意思の疎通がちゃんと取れていることは、夫婦円満でいるためにとても大事だなと感じました」。

1話より ©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――マンガ原作ドラマを演じるうえで留意している点はありますか?

「マンガ原作ならではの表情・セリフなどの世界感は守りつつ、ドラマならではの自然なやりとりができるように意識していました」。

――原作は読む派ですか? 原作との違いで楽しみにしてほしいところを教えてください。

「原作は作品に入る前に読ませていただきました。原作との違いとしては、恭一がまきに別れを告げられたあとののシーンですかね。ひとりでイラついたり、探ったりするところに、原作との違いが見えるのでそこに注目してほしいです」。

――「ここを観てほしい」というマニアックなところを教えてください。

「ここも原作にはない、ドラマならではのシーンなのですが、まきに突如やさしい一面やキュンとする仕草をするところがあります。そこが恭一の二面性を感じてより面白いと思うので注目してほしいです」。

――現場での印象的なエピソードを教えてください。
「寒い時期の撮影だったので、雨が降るシーンで地面が凍ってしまったんです。学生時代の寄島と出会うシーンがそこだったので、すべらないかドキドキしてました! すべらないように気を付けて撮っていたのが印象的です」。

>>ドラマで注目したい、まきの大学時代の先輩で、恭一と同期の寄島

「快楽に溺れている」不倫ドラマではない、自己嫌悪すら人生を構築する一部

吉本実憂さん演じる寄島みゆみは、主人公・まきの大学時代の先輩。まきの夫の恭一とは同期で、3人は同じサークルに所属していた。他人の目を気にせず自分の意見をはっきり言うタイプで、まきにとって憧れの存在。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――セックスレス、モラハラ、不倫という題材を扱うと最初に聞いたときの心境や台本の感想、魅力を感じている部分があれば聞かせてください。

「原作と脚本を読むと、人間の複雑すぎる心が表現されていて、ただ快楽に溺れている不倫ドラマではないことに気が付きました。それぞれの人間模様のなかでの幸せや葛藤、自己嫌悪の一瞬一瞬が、その人の人生を構築している。

この作品を観て、共感する方もいれば反面教師にする方もいらっしゃると思います。みなさんが生きてきた一瞬一瞬の想いによって、受け取り方の違う作品になると思いました。そこに人間特有の魅力を感じ、この作品の一員として表現することを選びました」。

――この役を演じる際に意識していることはありますか?

「寄島みゆみは正直、気持ちと行動を理解するのはすごく難しかったです。ネタバレになってしまうのであまり多くは語れませんが、ある意味、まっすぐすぎる方です。いろんな面での“愛”についてたくさん考えたのだと思います。心の強さと弱さの意味や度合いを理解して、演じさせていただきました」。

1話より ©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――客観的に、苫田夫婦についてどう見ていますか?

「2人が少しでも寄り添い合って、“今後も一緒にいるためのケンカ”をたくさんしたらいいな、と。私がこうして発言するのは簡単ですが、夫婦というものはそんなに簡単ではないということも理解しているつもりです。
2人が本当の幸せを手に入れることができるといいなと思いました」。

――まきのようにモラハラな気味なパートナーがいたとしたら、どのような心理行動をとると思いますか?

「私は夫婦という形になったことがないのですが、私がまきだったら言い返してしまうと思います(笑)。普段から、感情に些細な変化があったときは、自分自身に“原因と目的と解決策”を問うんです。だから、結婚相手にも同じく、冷静に問う気がします。何事も一緒に解決していきたい願望はあります」。

――原作で面白かったところ、原作との違いで楽しみにしてほしい点を教えてください。

「原作でハッとなったところは、冒頭に出てくる主人公・まきの心の言葉で

毎月血を流しながら人生は予定どおりには行かないことを思い知る

です。このリアルな言葉が素敵だと感じました。

ドラマでは寄島の背景が(原作に比べて)より描かれているので、寄島という人物が苫田夫婦にどう関わっていくのか、気にしていただけるとうれしいです」。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――マンガ原作ドラマを演じるうえで留意している点はありますか?

「ビジュアルと人間らしさです。

ビジュアルは、原作者さんの想いあっての容姿ですし、そこにも意味が存在すると思うので、原作者さんへのリスペクトも込めて、寄せたいという気持ちがあります。今回でいうと寄島さんの口元のほくろですね。

人間らしさというのは、マンガ原作の場合、この作品を実写するという意味を常々考えてしまいます。世界観を壊わさないように、でも実写にするからこそ伝えられることもあると思うので……心情を、いい意味で生々しくリアルに表現したいと考えています」。

――「ここを観てほしい」というマニアックなところを教えてください。

「寄島はいちばん理解し難いキャラクターなのかなと思います。視点を変えて”こういう人が身近にいたらどう関わればいいかな”という他人と向き合う時間にするのもありかなと思っています」。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

――現場での印象的なエピソードを教えてください。

「主演の(松井)愛莉ちゃんが、どんなシーンでも、カメラが回ってないときは変わらず明るく現場にいてくださったことが、私含め、スタッフさんも心強かったのではないかと思います。

愛莉ちゃんと恭一役の沢村玲くんと私は、同い年で誕生日も近いので、自然と仲よくなれましたし、三者三様で性格が違うので客観的に見て調和がとれている気がしました。

大貫さんはすごく紳士で、みんなの分の飲み物を気にしてくださっていた印象です。

また、心が沈んでしまいそうなシーンが多々ありましたが、スタッフさん方のおかげでカメラが回ってないときは平常心に戻りやすかったです。とても感謝しています」。

恭一と寄島、まきの関係はどうなるのか? ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れてしまった主人公・まきの婚外恋愛の行方は……しっかりドラマでチェックしてみてください。

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

読売テレビ ドラマDiVE 「子宮恋愛 」 毎週木曜 深夜0:59〜放送中
放送後はTVerで無料配信あり

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

©佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会

構成・文/木村美穂

《OTONA SALONE》

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