Snow Man阿部亮平「あなたを奪ったその日から」“ヤサグレ感”意識の役作り 北川景子との舞台裏も明かす
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【写真】「あなたを奪ったその日から」阿部亮平、ヤサグレ感溢れる表情
◆北川景子主演「あなたを奪ったその日から」Netflixで快挙
本作は、食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(北川)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(大森南朋)に憎しみを抱くなか、図らずも旭の次女・萌子(倉田瑛茉)を誘拐することから始まる、11年に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大なストーリー。
5日に放送された第3話では、紘海が萌子を誘拐してから3年後、人目を避けて育ててきた美海の戸籍問題に直面した紘海が、DNA鑑定で親子関係を立証するため、危険を冒して美海の実母・江身子(鶴田真由)に接触。美海と法律上の親子になれたことを心から喜び、これを機に旭への復讐心を払拭しようと葛藤する姿が描かれた。本来なら決して許されるはずのない紘海の偽装工作だが、SNSでは何としても美海を大人に育て上げるという紘海の執念ともいえる決意に共感し、それを体現する北川景子の芝居を賞賛する人が続出した。
Xでは日本トレンド2位まで浮上し、さらに、今作は現在、カンテレドーガ、TVerのほかNetflixでも配信されており、4月29日、5月1日、5月2日のNetflix「シリーズTOP10」で3日連続1位を獲得。カンテレが制作したドラマで1位を獲得したのは、『エルピス‐希望、あるいは災い‐』『罠の戦争』『モンスター』に続いて4作品目で、3日連続での1位獲得は、『モンスター』に続いての快挙となる。
◆阿部亮平「ヤサグレ感を出せたら」役作り&舞台裏明かす
そんななか、第3話のラストシーンは、運命の歯車が再び動きだすことを予感させる展開に。何の因果か、かつて一度だけ、結城家の前で紘海を見かけたことがある玖村が、偶然、紘海の前に現れたのだ。2人の10年越しの思わぬ再会に、SNSでは「怒涛の展開すぎてびっくり」「どんどん予想出来ない展開になっていく…玖村くんはどちら側なんだろう」と次週の展開に期待する声が寄せられた。
それに対し、玖村を演じる阿部は、「僕としては、『ここからだな』と思っています。演じがいがあるのは、ここからの玖村。デジタルタトゥーを貼られて、社会で生きていくのがかなりつらい状況で『人生終わった』『何でもいいや』ってどこか達観している、そういうヤサグレ感を出せたらと思って演じました」と撮影を振り返り、第4話の自身の見どころについても、「物語の主軸からは離脱したと思われていた玖村が、ここからどう絡んでいくのか、どう巻き込まれていくのか。ここからの見どころの1つになっていると思います。玖村の行く末をぜひ、楽しみしていただければと思います」と語った。
12日放送の第4話では、紘海の中で一度はフタをしたはずの旭への復讐心が再び湧き上がり、思わぬ行動に。予告では、会社の一室で向き合う紘海と旭の姿が映し出され、まさかの急展開に驚いた視聴者も多かったはず。そんな2人が顔を合わせるきっかけを作ったのが、家庭教師をクビになり、自動販売機の作業員となった玖村で、阿部は第4話の撮影について、「北川さん演じる紘海と一緒のシーンが多かったのですが、外のロケで、ちょうど花粉症の時期で、北川さんとオススメの対策など花粉症について語りました(笑)。天気がとてもいい日で、『2人で頑張ろうね!』と言い合ったりしたのが、思い出ですね」と舞台裏を明かした。(modelpress編集部)
◆Snow Man阿部亮平、コメント全文
― 改めて、演じられる玖村はどういう人物でしょうか?
玖村は、梨々子(平祐奈)に“セクハラ教師”とウソをつかれ、家庭教師をクビになって、さらにSNSに顔写真付きで晒され、前回の放送(3話)では、変わり果てた姿で登場しました。玖村を演じるにあたり、僕としては「ここからだな」と思っています。今回の課題というか、演じがいがあるのは、ここからの玖村。前半は、梨々子の家庭教師という役でしかなかったですけど、デジタルタトゥーを貼られて、社会で生きていくのがかなりつらい状況で「人生終わった」「何でもいいや」ってどこか達観している、そういうヤサグレ感を出せたらと思って演じました。
― 家庭教師役ということで、イメージしたことは?
僕は、家庭教師をした経験はないので“人に勉強を教えてそうなごく普通の大学生”を僕なりのイメージで演じました。玖村の立場に立ってみると、ここまで辛いことがあれば、自分の人生を諦めて受け入れたほうが、きっと楽なんだろうなと想像しながら演じました。梨々子に翻弄される、初心(うぶ)というか、すれてない、どこにでもいるような大学生を意識しましたね。ただ、これからは変わります。
― 好きなシーン、印象に残ったセリフがあればお教えください。
平さん演じる梨々子とものすごくテンポよく言い合うシーンがありまして、そこはすごくテンポを意識しましたね。人が本当に言い合っているときって、脳と口が直結しているというか、互いの息が合う瞬間があって、その掛け合いが演じていて心地よかったです。
― 撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。
4話は、北川さん演じる紘海と一緒のシーンが多かったのですが、外のロケでちょうど花粉症の時期で、北川さんとオススメの対策など花粉症について語りました(笑)。天気がとてもいい日で「2人で頑張ろうね!」と言い合ったりしたのが思い出ですね。後日、北川さんが「玖村とのシーンは楽しい」と言ってくださって。ドラマの主軸はとても重く、北川さんは本当に大変な撮影をしていると思うのですが、玖村とのシーンでそう思ってくださったのは、嬉しかったですね。あとは、筒井さんの言動がすごく面白いので「筒井さんって面白いよね」ってよくみんなで話してます(笑)。
― 撮影を乗り切る、阿部さん自身のリラックス方法・楽しみにしていることがあれば教えてください。
最近、ものすごく映画館に行ってました。仕事終わりに、レイトショーに行ったり…。
― お忙しい中、まだ、学ぼうとされるんですね。
気になる作品があって。もちろん、演技面でよい影響を受けられたらなと思うこともあるのですが、映画館にいる時間が、すごく楽しくて好きですね。
― 4話や今後の展開の見どころ・視聴者へのメッセージをお願いします。
一度、家庭教師をクビになって、物語の主軸からは離脱したと思われていた玖村が、ここからどう絡んでいくのか、どう巻き込まれていくのか。ここからの見どころの1つになっていると思います。玖村の行く末をぜひ、楽しみしていただければと思います。
◆5月12日(月)第4話あらすじ
美海(一色香澄)の幸せな未来のため、旭(大森南朋)への憎しみを心の奥底に閉じ込め、美海を実子として中学1年生まで育て上げた紘海(北川景子)。ある日、保育園近くの自動販売機で飲み物を買おうとした紘海は、偶然やって来た自販機業者の男と出会う。それは、かつて梨々子(平祐奈)の家庭教師をしていた玖村(阿部亮平)だった。ひょんなことから、紘海が思春期を迎えた美海の悩みをこぼすと、玖村は「女のことは全然わからない」と苦笑い。家庭教師先の女子生徒にセクハラの汚名を着せられ、SNSで嘘を拡散されたことで内定を取り消されたと打ち明ける。信じがたい境遇に驚き、同情する紘海だったが、次の瞬間、玖村が出入りしていた家が結城家だと知ると表情が一変。さらに、玖村は旭のことを人殺し呼ばわりして…。
玖村の話から、旭が『タイナス』で常務まで上り詰めたことを知った紘海は、ためらいながらも旭の名前を検索。旭が新業態スーパー『スイッチバック』を立ち上げ、社員を募集していることを知る。娘を失った絶望感を味わうどころか、今なお同じ業界で精力的に働いている旭に再び怒りが湧き上がる紘海は、玖村が旭を“人殺し”と呼んだ真意を確かめるべく、もう一度玖村に会おうとするが…。
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》