ムロツヨシ×佐藤二朗“福田組”作品で初のW主演 映画「新解釈・幕末伝」公開決定
芸能
モデルプレス/ent/movie

【写真】ムロツヨシ&佐藤二朗、巧妙な掛け合い披露
◆ムロツヨシ×佐藤二朗“福田組”作品でW主演
「幕末」とは、今からおよそ150年前、江戸時代の終わりから明治時代の始まりにかけてを舞台とする、日本の歴史が大きく動いた時代の名称。「ペリー来航」、「尊王攘夷」、「新選組」、そして「薩長同盟」。誰もが一度は学校の授業などで目や耳にしたことがある多くの革命的な出来事が起こった時代として、これまで小説や漫画、ゲーム、そして大河ドラマなどでも数々の大傑作が描かれ、多くのファンを魅了し圧倒的人気を誇っている。
ただ、この有名な「幕末」という時代について『説明してください』と言われてもなかなか答えられない人は多い。様々な逸話や諸説を聞いた事はあっても、意外と知らない幕末のこと。そんな“みんなが知っているようで知らない幕末”を実写映画化することが決定した。メガホンをとるのは、映画『銀魂』シリーズ(17・18)や映画『新解釈・三國志』(20)、『今日から俺は!!劇場版』(20)、『アンダーニンジャ』(25)など、さまざまな大ヒット映画を繰り出すコメディ界屈指のヒットメーカーでおなじみの福田監督。劇場公開映画20本目の記念作品として“福田流の解釈”で「幕末」の世界を届ける。
そして、“福田監督作品”の両雄、ムロと佐藤が、今作で初めてW主演を務めることが決定。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズを筆頭に、福田監督の映画デビュー作品『大洗にも星はふるなり』(09)、『HK/変態仮面』(13)、『斉木楠雄のΨ難』(17)、『50回目のファーストキス』(18)、『ヲタクに恋は難しい』(20)、『聖☆おにいさんTHE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~』(24)など、映画だけでも19作品に出演し、型破りなコメディ作品から、人気少年漫画の実写映画まで幅広く福田監督作品を支え続けてきた。
今作では、革命の志士・坂本龍馬を、喜劇役者としても悲劇役者としても圧倒的存在感を放ち続けるムロが演じ、幕末の英雄・西郷隆盛を、コメディもシリアスも多岐に渡るジャンルでの怪演が観る者全員の心を掴んで離さない佐藤が熱演。まさに「役者」という言葉を体現し続け、これまで16年間に渡り福田コメディの歴史を共に歩んできた両雄であるムロと佐藤が、初のW主演として、福田監督作品の記念すべき劇場公開映画20本目となる幕末コメディ大作の旗を振る。
ムロは、今作への想いを「今日ここでご報告できることを嬉しく思います。いつもの福田組の表現を封印する決断をした二朗さんはとんでもなく格好良く。いつもの福田組の表現を全面に出す決断をした私と。新しい2人のカタチができていく、撮影の日々。このキャスト、スタッフで福田組映画作品、記念すべき20作目。あの時に決めたことを観てもらえる日が近づいてることに心から感謝です」とコメント。
佐藤も「数多の名優が数多の名作で演じた歴史に名を刻む大人物『西郷隆盛』を今回、演じます。それだけで震える思いですが、震えついでに更に震えようと思い、そして作品名の『新解釈』という部分にあやかって、この歴史に名を刻む大人物を、僕なりに『解釈』して演じました。もうムチャクチャ震えます。でも、震えながら揺れながら、これからも役者をやっていくのだと思います。本作は僕にとって、そんな作品です」と共に時間を重ねてきた盟友だからこその熱い言葉を寄せた。
そして、福田監督も「福田組の風神雷神とか呼ばれてるムロくんと二朗さんですが、僕たち3人は決して馴れ合いの関係ではありません。出会ってから、ずっと、この2人には「あー、福田、つまらなくなったな」って思われないように頑張ってきたし、2人も僕を笑わせようと勝負してきてくれたのだと思います。この作品はそれが結実した形です」と並々ならぬ想いを明かし、作品への揺るぎない自信を見せた。
◆「新解釈・幕末伝」特報映像&ティザービジュアル初公開
さらに、特報映像&ティザービジュアルも初お披露目。坂本、西郷をはじめ、勝海舟や桂小五郎などさまざまな信念を持つ偉人たちが活躍する激動の時代「幕末」。英雄たちの威厳を感じさせ空気を圧するような雰囲気の映像から、今までにない福田監督の気合が感じられると共に、一変して繰り広げられる抜群のコンビネーションのムロと佐藤の“福田節炸裂”のコメディ感。【威厳×笑い】が交錯する世界観がクセになる作品となっている。
そして、ティザービジュアルには、共に日本の明るい未来を見据えるように同じ方向を向く2人の「幕末」の英雄たちの凛々しい姿が。コメディ界屈指の“福田組”とは想像し難い、圧倒的な存在感を放つビジュアルに仕上がっている。(modelpress編集部)
◆ムロツヨシコメント/坂本龍馬役
あの時、人に会えず、人と直接話せず、そんな時に決めたことがありました。マスクを取って、やっと福田雄一とご飯を食べた時に伝えました。「僕で1本つくってくれませんか?」福田さんはすぐに答えてくれました。「つくるよ」そのあと、福田さんはこうも言いました。「二朗さんと2人の主演でつくろう」私も答えました。「なんと素敵なカタチだ」すぐに二朗さんに会いに行きました。二朗さんの行きつけの居酒屋で2人きり。真っ直ぐに伝えました。「2人で福田組を背負わせてもらえませんか?」二朗さんは丁寧に答えてくれました。「2人で主演か。それならやろう」今日ここでご報告できることを嬉しく思います。いつもの福田組の表現を封印する決断をした二朗さんはとんでもなく格好良く。いつもの福田組の表現を全面に出す決断をした私と。新しい2人のカタチができていく、撮影の日々。あの男も参戦してくれました。あの方もあの人も参戦。痺れる時間でした。このキャスト、スタッフで福田組映画作品、記念すべき20作目。あの時に決めたことを観てもらえる日が近づいてることに心から感謝です。
◆佐藤二朗コメント/西郷隆盛役
今回が福田監督の劇場公開映画20作目だそうです。そして、僕が福田作品に関わってから、16年の歳月が過ぎたようです。驚きます。アッという間です。アッという間すぎて、「俺、なにも福田作品に貢献できてないんじゃないか」と不安になります。本当に。今まで数多の名優が数多の名作で演じた歴史に名を刻む大人物「西郷隆盛」を今回、演じます。それだけで震える思いですが、震えついでに更に震えようと思い、そして作品名の「新解釈」という部分にあやかって、この歴史に名を刻む大人物を、僕なりに「解釈」して演じました。震えます。もうムチャクチャ震えます。でも、震えながら揺れながら、これからも役者をやっていくのだと思います。本作は僕にとって、そんな作品です。
◆福田雄一コメント/脚本・監督
福田組の風神雷神とか呼ばれてるムロくんと二朗さんですが、僕たち3人は決して馴れ合いの関係ではありません。普段、食事とかしないし、つか、二朗さんに至っては出会ってから今まで1度しかサシで食事したことないです。僕らは撮影の時にだけ会って、その時に、お互いのカードを見せ合う勝負をする関係です。ただ、ヨシヒコ以来、この2人とがっぷり四つで勝負してないなと感じる昨今でした。そろそろ貯めてきたカードをバチバチにぶつけ合いたいと思いました。結果、僕は、喜劇役者という人間の力をまざまざと見せつけられました。出会ってから、ずっと、この2人には「あー、福田、つまらなくなったな」って思われないように頑張ってきたし、2人も僕を笑わせようと勝負してきてくれたのだと思います。この作品はそれが結実した形です。ま、通過点ですけど。
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》