生田絵梨花、10年ぶり再会したベテラン俳優から「全然別人だった」の声 親子役から遊女&刑事へ【天城越え】
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【写真】生田絵梨花、10年ぶりに再会したベテラン俳優
◆生田絵梨花、10年ぶりに再会した共演者
松本清張氏の不朽の名作「天城越え」を映像化した本作。誰にでも“忘れたい過去”があり、“忘れられないひと”がいる。その“忘れられない、たいせつなひと”が、もし、自分の罪をかばっていたら…。SNSで簡単に画像を拡散できてしまう時代だからこそ「色あせない記憶の尊さ」そして「永遠に消えない贖罪」を描く。
刑事・田島貞藏を演じた岸谷五朗と取調室で共演したシーンについては「本当に閉鎖的な空間で、お芝居といえども、罵声を浴びたりとか疑いの視線を向けられたりして、私も神経がすり減るようなしんどい中で、なんとか持ちこたえるようなギリギリの状態で撮影していました」と吐露。その上で、岸谷本人に対しては「撮影に入ったらもうグッとにらみ合わなきゃいけないですけど、でも裏では『こう動いた方がリアクションがしやすいんじゃないか』とか、すごく優しく寄り添ってくださったので、とても心強かった」と明かし、「岸谷さんとは今回の作品で再会するのが10年ぶりだったんです。前回が親子での共演だったんですけど、今回は遊女と刑事という関係性で。取調室のシーンを終えた後に、『あの時とは全然別人だった』という風に一言言っていただけたのが、すごく嬉しかったなと思います」と笑顔を見せた。制作統括の黒沢淳氏も「岸谷さんは絶賛していました」と報告していた。
◆生田絵梨花、歴代遊女役を研究
同じ原作で過去に映像化され、大谷直子、田中裕子、田中美佐子がそれぞれ大塚ハナを演じた3作品を研究して臨んだという生田。「田中美佐子さんは去年ドラマで共演させていただいて、お母さん役で、すごく優しくてほがらかな方だったんです。役も実際の美佐子さん自身もそういう印象だったんですけど、ハナを見たらすごく荒々しくて」と語り、「運命に、人生に必死に抗おうとするけど、それが叶わないという、そういう虚しさだったり切なさも感じて。そういう部分は改めて見て、すごいなと尊敬を抱きました」と口にした。
また、黒沢氏は、生田の演じたハナについて「生田さんといえば歌ですよね。歌が本当に素晴らしくて」と称賛。さらに「現場でオンリー録りしたら、本当に素敵で。オンリー録りが終わったら拍手が起きた」と現場でも生田の歌声が高評価であったことを明かした。(modelpress編集部)
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