3部門で「筑駒」1位…中高生向け学校対抗競技プログラミング
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AtCoder Junior Leagueは、AtCoderが主催する中高生向けの学校対抗リーグ戦である。AtCoder Beginner Contest(ABC)、AtCoder Regular Contest(ARC)、AtCoder Grand Contest(AGC)でのパフォーマンスに応じてスコアを算出し順位を競う「アルゴリズム部門」と、AtCoder Heuristic Contest(AHC)でのパフォーマンスに応じてスコアを算出し順位を競う「ヒューリスティック部門」がある。
2024年10月から2025年3月にかけて開催されたこの大会には、アルゴリズム部門に中学校56校114名、高校135校380名、合計494名が参加した。ヒューリスティック部門には中学校25校53名、高校71校139名、合計192名が参加した。
アルゴリズム部門では、上位20位の中学校・高校と中学・高校各学年の上位20名が入賞者として選ばれ、ヒューリスティック部門では上位10位の中学校・高校と中学・高校各学年の上位10名が入賞者として選ばれた。入賞者にはAtCoderから賞状や記念品が贈呈される。
中学校アルゴリズム部門は、1位「筑波大学附属駒場中学校」、2位「国立市立国立第二中学校」、3位「開成中学校」が上位3校に入賞した。
高校アルゴリズム部門は、1位「筑波大学附属駒場高等学校」、2位「灘高等学校」、3位「麻布高等学校」。
一方、ヒューリスティック部門では、中学校が1位「筑波大学附属駒場中学校」、2位「摂津市立第一中学校」、3位「広島大学附属福山中学校」、高校が1位「横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校」、2位「茨城県立並木中等教育学校」、3位「東京工業高等専門学校」であった。
入賞者の声として、広島大学附属福山中学校のpolaris020は「本大会を通じて、仲間との協力の大切さを改めて実感しました。互いにアイデアを出し合い、試行錯誤を重ねる中で、一人では気づけなかった視点や解法に出会うことができました。助言を交わしながら成長できた時間は、かけがえのないものです。この経験を糧に、さらなる挑戦を続けていきます。」と述べた。
《風巻塔子》
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