朝ドラ「あんぱん」健ちゃん(高橋文哉)に赤紙、“別れのカレー”に視聴者涙「必ず約束守って」「明るさが余計に辛い」
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【写真】朝ドラ「あんぱん」高橋文哉が涙
◆今田美桜ヒロイン朝ドラ「あんぱん」
朝ドラ第112作目となる本作は、国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかしと妻・小松暢がモデル。何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでの人生を描いた愛と勇気の物語。主人公の朝田のぶを今田、のちにのぶの夫となる嵩を北村が演じる。
◆「あんぱん」健太郎(高橋文哉)に赤紙が届く
昭和16年(1941年)12月8日、太平洋戦争が開戦。嵩が東京の製薬会社の宣伝部に、健太郎が広告事業社に勤め始めてから1年が過ぎようとしていた。ある日、嵩が家に帰ると、健太郎が台所でカレーライスを作っていた。
健太郎は切っていたたまねぎの刺激で涙を流しながら「たまねぎんやつがくさ、俺ん目ば攻撃してくるとって。たまねぎんくせにせからしか!きさんげな、みじん切りの刑にしちゃあけん!」と陽気に料理し、2人で完成したカレーライスを食べた。
食べながら仕事の愚痴を吐露する2人。健太郎は「上司が芸術ばわかっとらんとって。あん上司げな、文句しか言わんとよ」と不満を漏らしたが「もうよかよ…」とどこか諦めているようだった。嵩は健太郎の発言に引っかかりながら、恩返ししたいと思っていた伯父・寛(竹野内豊)が亡くなり「俺…なんで製薬会社に入ったのかわかんなくなっちゃってさ」と将来への不安を漏らした。
そんな嵩に健太郎は「柳井くん。ボヤいとらんと、ちゃんとカレー味わってくれん?」と促す。嵩が「今日…なんか変じゃない?健ちゃん。カレーも辛いし」と指摘すると、健太郎は「文句言わんで食い!今日で最後っちゃけん。赤紙が来たとよ」と告白。「やけん、明日福岡帰るったい。2日目んカレーは、柳井くんが独り占めしてよかけんね」と笑った。翌日、仕事の前に健太郎を見送った嵩。健太郎は「泣きそうになるけん、ここでよかよ。また…会えたらよかね」と伝え、嵩は「会えるに決まってるだろ。生きて…また会おう」と健太郎を抱きしめた。健太郎はまた嵩にカレーを作ることを約束し、涙を拭って去って行った。
◆「あんぱん」健太郎(高橋文哉)に視聴者涙
この展開に、視聴者からは「ついに健ちゃんも」「心配」「最後まで陽気に振る舞う健ちゃんに涙が止まらないよ」「生きて帰ってきて」「健ちゃんの明るさが余計に辛い」「嵩がまた健ちゃんのカレーを食べられますように」「約束必ず守って!」と反響が集まっている。(modelpress編集部)
情報:NHK
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