梅宮アンナ「もう一生独身でいきます」と言っていたけれど。病気になって気づいた「支え合って通院しているご夫婦」の尊さ#3 | NewsCafe

梅宮アンナ「もう一生独身でいきます」と言っていたけれど。病気になって気づいた「支え合って通院しているご夫婦」の尊さ#3

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梅宮アンナ「もう一生独身でいきます」と言っていたけれど。病気になって気づいた「支え合って通院しているご夫婦」の尊さ#3
梅宮アンナ「もう一生独身でいきます」と言っていたけれど。病気になって気づいた「支え合って通院しているご夫婦」の尊さ#3 全 1 枚 拡大写真
  

こんにちは、「電撃10日婚」で世継アンナになりました、梅宮アンナです。

CVポート抜去も調子が上向きになる理由のひとつだったかも。足かせが取れていく思い

4月10日に放射線が終わり、GWにはだいぶ体調が上向いてきました。放射線の終了直後にCVポートを抜去したのもよい判断だったかもしれません。

CVポートとは鎖骨の下あたりに入れる皮下埋め込み型の静脈アクセスポートで、1つめの抗がん剤、AC療法の最中に血管を傷めないように設置しました。だいたいみんな3年くらいは念のためそのままにするそうなのですが、私は年末に渋谷のスクランブル交差点で人とぶつかって激痛にのたうちまわった経験があり、もう人ごみがトラウマになってしまっていて。早く取りたかったの。

抜去は設置と同じ先生が担当してくださったのですが、手術のとき、「やっぱりポートを取るのは早かったでしょうかね?」と思わず聞いてしまいました。再発したらまた手術になり、5万6万はかかってしまうから。

でも、「アンナさんは取ってよかったわよ、だってこのカテーテルへんな方向を向いてるもの。動いちゃったのね。衛生的なことを考えたら早めに取ったほうがいいです、長く入れすぎて癒着を起こす人も稀にいるから。また使うことになったらその時はまた考えましょ、でももうポートを入れない人生でいきたいわね」と笑顔でお返事いただきました。

この言葉のおかげで、迷いなくすっきりと抜去できました。そうか、もしかして激痛だったのも動いていたせいかもとも納得しました。取ってよかった!トートを肩がけで持てるようにもなったし、左側を下にして眠れるようにもなったし。久しぶりに姿勢の自由を味わえるようになって気が付きました、私、寝る姿勢すら固定だったのかって。あまりに闘病に必死すぎて、こういう自由が制限されていたこと自体も忘れていたのです。こうした、気づいていなかった重りが外れたことも体調にプラスだったと思います。

とにかく必死で1年間、指示にすべて従って生きてきた。たくさんのありがたみを知った

このように、とにかくこと細かな手かせ足かせが無数についた1年でした。お正月、インスタを見てていてみんなが海外に行ってるのを人生はじめてうらやましいって思いました。これまでタクシーに乗るかのように気軽に飛行機に乗って海外に行っていたのに、パスポートが切れていることすら忘れるくらいに私はこの1年治療に必死で夢中でした。

でもこの1年間、手かせ足かせつきで、ああしなさいこうしなさいと言われて生きてきたのは、これはこれでいい経験でした。健康であることのありがたみなんてこの経験をしなければわからなかったと思いますし、いま自分は本当に幸せなのかなと深く自分の心の奥底に問い続ける機会もきっとなかった。

だって私、あんなに「ひとりで生きていきます、結婚なんてもういいです」って宣言してたんですよ。でもいざ病気になってみたら、待合室に並んで座っているご夫婦や、病院の駐車場で車から降りてくるご夫婦を目にするたび「ああ、夫婦で分かち合って闘病している人がうらやましいなー。私はひとりだな、いやだなー」って思うようになったんです。いえ、もしかしてこれが長い間の本音で、ひとりでいいというのはそんな自分に言い聞かせた強がりだったのかもしれません。

こうしたすべてのことは、父、梅宮辰夫が世を去ったあとの相続の体験とよく似ていました。父を看取り、父の人生を相続の調査という形で辿って知ることは、私にとっては必要な経験でした。どちらもきっと神様の思し召しで、人生で1回はどこにも行けずひたすら病院通いを続けて壮絶な苦痛を経験してみたらいいんじゃないか、アンナはその試練を乗り越えられるからと言ったのだろうと受け止めています。

これまで私はあまりいい男性とのご縁がなかったこともあるでしょうね。よっちゃんはアーティスティックで、細かなことに目が届き、気が利きますし、ユーモアもあって「男が惚れる男」です。喋り出したら止まらない人でもありますが、話がどんどん展開するのを横で一緒に聞いていると、この人の頭の中の豊かな発想は、いったい普段からどれだけスパークしているんだろう!ってわくわくします。

よっちゃんも私と同じように公私での大打撃をいくつも体験しています。最近では昨年12月に死も脳裏をよぎるほどの困難に直面したそうです。そもそもアートディレクターという感性の仕事はメンタルのコンディション維持も大変だそうで、4月になってやっと調子が戻ってきたところに、5月にアリサから「梅宮アンナが会いたいって」と連絡が入ったのです。私たち、人生のバイオリズムがそっくりですよね。

つづき>>>病人にかける言葉は「無理しないでね」でなくてもいい。「GOGOアンナ!」だっていい、私はそれが嬉しい#4


《OTONA SALONE》

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