「続・続・最後から二番目の恋」笑顔と涙の撮了 小泉今日子&中井貴一が互いに感謝「本当に最高のパートナー」
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【写真】「最後から二番目の恋」キャスト「胸熱」と話題の3ショット
◆飯島直子、小泉今日子から熱い抱擁
年明けの1月初旬真冬の青空の下、ドラマの舞台でもある鎌倉市内でクランクインした本作。W主演の小泉と中井を筆頭に、坂口憲二、内田有紀、飯島直子ら主要キャストが4月某日に都内のフジテレビ湾岸スタジオにおいて主要セットである「カフェナガクラ」に集まり、約4ヶ月にわたるドラマ全体の撮影が無事終了。クランクアップセレモニーでは、本作への思いを込めたそれぞれのコメントが“続・続”飛び出した。
一足先にクランクアップを迎えたのは、水谷典子役・飯島。制作陣のクランクアップの掛け声が現場に響き渡ると、駆けつけた小泉が飯島に歩み寄り「お疲れ様でした!」と熱い抱擁。続けて、中井からも花束が送られ、飯島は「みなさんの登場にビックリしました!」と涙ながらにリアクション。「11年経って、またこうやって一緒にみなさんと仕事ができて本当に感無量です。反省点もたくさんありますので、またこの機会を作っていただいて、それまで一生懸命に精進して戻って参りますので、ぜひよろしくお願いします!本当に楽しい現場でした。最高のチームでした!本当にありがとうございました」と飯島が演じる役どころの典子とは違ったしおらしい表情で感謝を述べ、涙ながらに撮影を終えた。
◆内田有紀、中井貴一からの花束に涙
続いて、最終話に登場する鎌倉の現場でクランクアップを迎えたのは、長倉万理子役・内田。「内田有紀さん、オールアップです!」とのスタッフの掛け声に対して、右手と左手を左右交互に高らかに突き上げ、その場で回転しながら、満面の笑みで拍手に答えた内田。すると、「キャアアアー!」と叫び出す内田の目線の先に居たのは、ギリギリまで現場で姿を隠していた内田が“兄貴”と敬う中井。内田は「ずるい~。明るく終わろうと思ったのに…」とこぼし、中井が紳士的に花束を内田へ手渡すと、内田の目からは瞬時に涙がこぼれだした。
「わたしの人生において、この“長倉万理子”と出会ったことで本当に豊かな素晴らしい人生を送れるようになりました。いろんな意識が変わったのも、この長倉万理子のおかげです。真っ直ぐでひた向きで一生懸命で、素直で優しくて、人の痛みがわかる人。こんな素敵な役はないと私は思っています。私は長倉万理子のように生きていきたいと思っています。本当にありがとうございました!」と役柄を賛美し笑顔のクランクアップを迎えた。
◆坂口憲二、女性陣から温かいハグ
フジテレビの湾岸スタジオで撮了を迎えたのは、本編中に登場する「カフェナガクラ」の店主を務める長倉真平役・坂口。クランクアップと同時に、間髪入れずに花束と共に坂口に抱きついたのは内田。続けて、飯島、小泉と女性陣からの温かいハグが送られた。これには坂口もハニカミながら照れのリアクション。「久しぶりに俳優として、充実した時間を送ることができました。本当にありがとうございました」と言葉を噛みしめながら、「“ちゃんと生きなきゃ”っていうセリフを真平は言っていて、僕自身も父親として、役者として、ちゃんと生きて、ちょっとでもみなさんに恩返しできるように頑張っていこうと思っていますので、今後ともよろしくお願いします!」と深々と感謝の言葉とともに頭を下げた。
最後には、中井と男同士の固い握手を交わし、互いを抱き寄せ、坂口らしいビックスマイルを取り巻くスタッフ陣営へと届けた。
◆中井貴一、小泉今日子へ感謝「本当に最高のパートナー」
いよいよ撮影はクライマックスへ。W主演を務めた長倉和平役・中井は「よく“家”というのは、建物だけではなくて、中に人が住まないとその家は呼吸をしないと言いますが、はじめてここのセット(カフェナガクラ)に戻ってきたときに、こんなに冷たい感じだったかなという風に最初は思ったのですね。でも、そこに長倉家のキャストとスタッフが入ったときに、このセットがすごく呼吸し始めたというか。温かく動きはじめたことを感じて、しみじみとしたことがありました。そして、僕にとってはキョンちゃん(小泉)は、本当に最高のパートナーだと思っています」としみじみ。
改めて小泉本人へ向けて「本当にあなたは最高のパートナーだと思います。ありがとうございました」と重ねて思いを伝えた。最後に「みなさん本当にお疲れ様でした!」と一礼し、共に駆け抜けた仲間たちへ感謝の意を伝えた。
◆小泉今日子「より幸せな数ヶ月だった」
そして、「以上のシーンをもちまして、出演者のみなさまオールアップです!」というスタッフの声が響くとセット全体にカラフルな照明が彩られる中、大きな拍手に包まれたのは、吉野千明役・小泉。中井とともにW主演を務めた数ヶ月にわたる撮影を同時に終了。隣にいた中井と互いを労い抱擁を交わした。
「11年って時間の経過とともに人が育つといいますか。自分も含めてですけど、そういうのがたくさん見えて、より幸せな数ヶ月だった気がします。そして、何よりも本当に貴一さんは俳優の先輩としても尊敬しておりますが、“こういう人間でいないとな”という後ろ姿をいつも私たちに見せてくれます」と先ほどの中井の言葉へ呼応するように、小泉も中井へ「本当にいつもありがとうございます」と笑顔の一礼。そして、セット全体を見渡し、撮影期間を振り返るようなやさしい表情で一呼吸をつき、「楽しかったです!本当にみなさんありがとうございました!と笑顔のフィナーレを迎えた。
なお、16日21時からは第10話が放送される。(modelpress編集部)
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