こんにちは、オトナサローネ井一です。更年期障害を中心に医療の知見を取材配信させていただいていますが、年に1回とっても楽しみにしているのが「日本抗加齢医学会」という学会の学術集会。いろいろな分野の先生がたが参加なさる「学際」の学会なので、「人生100年時代を健康で過ごしたいな~」と考える私たちの関心事項が1か所にぎゅっと集まってくるのです。
さて、2025年は6月大阪での開催でした。「大阪行くの?万博?」と聞かれましたが、金土日と朝から晩までずっとセッションを拝聴しているので、残念ながらほかに何かする体力的な余裕がない……
と思っていたら、偶然その前日に大阪・梅田のホテルの内覧にお招きをいただいたので、お邪魔してきました!
「その町で過ごす朝を楽しみ尽くすために」考え抜かれたホテル
まずはインターゲートホテルズのご説明から。「グランビスタ ホテル&リゾート」内のホテルブランドです。
そもそも「グランビスタ」が耳慣れないのではと思うのですが、もとは昭和30年代の北海道に祖業を持ち、土地そのものをデスティネーションとして盛り上げる総合的な開発を得意としてきた、いわば日本の高度経済成長を支えた企業のひとつです。
グループ内に「鴨川シーワールド」があると聞くと、ああ、なるほど!とイメージが浮かぶのではないでしょうか。最近では神戸須磨シーワールドおよび同ホテルを手掛けているほか、札幌グランドホテル、札幌パークホテルなどは泊ったことのある人もいるのでは?
インターゲートホテルズは現在5都市に展開。京都・四条新町、東京・京橋、金沢、広島、そして大阪・梅田に立地し、いずれも「最高の朝をお届けする」をコンセプトにその土地らしさを味わい尽くすプログラムをそれぞれ用意しています。
どのホテルでも目玉となるのが朝食です。みなさん、お泊りの際は必ず朝食もつけてくださいね。なぜなら、テーマが「焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはん」だから!
今回私が伺ったのは「ホテルインターゲート大阪 梅田」。いちばんの最寄りは地下鉄・西梅田駅で、梅田駅からは5分ほどの位置です。日によってプライスは変動しますが、たとえば平日は1室2名2万8000円~というイメージです。
スタンダードツインでこんな感じ、この清潔感がサイコー! 左壁にあるように各室ちょっとずつ趣向の違うオリジナルアートが。
「いつもの街」が「特別な朝の街」に変わる!大阪・梅田の場合は…
「朝食をつけて」と書いた理由は極めて明らか。インターゲートホテルズはいずれも「最高の朝」のために組み立てられているため、観光目的の滞在のとどまらず、疲れた日、考えをまとめたい日、気分を変えたい日の「リズム」に組み込めるから!
到着からチェックアウトまで、常に何かしらのサービスがあります。これがクラブフロアでなくても全部無料で受けられるだなんて、ちょっと信じがたいかもしれない。
まず、チェックイン後に楽しみたいのはコーヒーのサービス。チェックインフロアは「インターゲートラウンジ」というスペースになっており、宿泊者は常時利用可能です。大阪にまつわる本を集めたライブラリーもあり、「着いてから調べる」が可能。
「なるほどラウンジでコーヒーサービスね、ドリップ済のやつをサーバーから注いで飲めるのね」と思うでしょう? 違うんですよ、毎回1杯ずつのドリップ。
しかも地元で人気の2つの老舗珈琲店、「ヒロコーヒー」「山本珈琲」の豆を日替わりで提供し、ハンドドリップを確実に再現する全自動ドリップマシンで常に一定の味をサーブしているのです。
コーヒーは10:30から20:00まで楽しめ、15:00から20:00はお茶菓子もサーブされます。
そして驚くなかれ、17:00から19:00は「無料で」楽しめるハッピーアワー!! 赤・白・泡に加え、カクテルも2種類あり。人によってはこれだけで元が取れてしまうのではないだろうか。
おつまみだって出てきます! この生ハムが尽きたら次にスモークサーモンが登場しました。
また、申込制でいつでも楽しめる伝統工芸ワークショップも。「和泉蜻蛉玉を使ったブレスレット制作体験」(2500円・税込・写真下)のほか、ロビーで楽しめる「ご当地京こま制作体験」(2200円・税込・写真上)が。
6月からは毎月第2木曜日限定のスペシャルイベント「INTERGATE Welcome Performance」がスタートしました。1回目は江戸時代に大衆に親しまれ400年以上の歴史を持つ伝統芸能・太神楽(だいかぐら)が披露されました。
これもすごいですよ。夕飯の時間帯、20:00から22:00には「お茶漬けバイキング」が、まさかの無料。
このサービスはインターゲートホテルズ全店舗で実施され、その土地ごとの名物を厳選したお茶漬けが人気だそう。たとえばこの日は「明太子」「鶴橋のキムチ」「高菜」「鶏そぼろ」などが並んでしました。ほうじ茶とお出汁を選んでかけられる豪華仕様!
そして大阪梅田のもうひとつの特筆ポイントは、最上階の大浴場でしょう。リラックス&最高の朝のための睡眠、そのための入浴。もう最高すぎる。
こちらはスーペリアダブルの室内ですが、各室ともベッドはシモンズベッド社と共同開発したインターゲートホテルズのオリジナルマットレス。
ナイトウェアも肌触り重視のすっきりデザインです。このほか、アメニティは雪肌精が選べました。
この朝ごはんのためだけに泊りたい!本当に最高の朝
朝ごはんは7時スタートですが、そのひとつ手前、6:00から7:00は「朝活」としてスムージー&コーヒーのサービスがスタート。本当にチェックインからアウトまでずっと何かのサービスがある……このスムージーがまた美味しいのです。この日はマンゴー、もう一つグリーン系と日替わりだそう。
そしてお待ちかねの朝ごはん! 7:00から10:30までの提供です。
ビュッフェが嫌いな人なんていないと思いますが、さほど……という人もこれは大喜び間違いなし。なにしろ「焼きたてパンとごちそう野菜の朝ごはん」、本当にこれは朝ごはんなの?というレベルの充実です。たこ焼きだってある!
朝から手の込んだ野菜のグリルが3品も並んでびっくりしたほか、サラダも大充実。
そしてフルーツはどのシーズンも常時7種類以上が揃います。
いやー、何歳になってもビュッフェは欲張っちゃいますね。まあ、ダイエットは来週からで全然いいよね。
伺った日はちょうど春と夏の切り替えタイミングでした。現在の夏メニューはこんな感じ! たとえば……。
夏野菜と帆立のバター醤油炒め
鶏肉と夏野菜のパットガパオ
豚肉と夏野菜の塩麴味噌炒め
豆乳チーズのグリークサラダ。
いかがでしょう、朝からこんなに色とりどりの野菜を食べられるのですから、言うまでもなく最高の1日ですよね。
実際に計測数値上でも「最高の睡眠」でした!
この朝がどのくらい最高だったかというと。
編集部メンバーは現在スマートウォッチブランドのひとつ「ガーミン」製の腕時計を着用してヘルスログをつけています。宿泊日の睡眠が数値化されていますのでご覧ください。出張中の慣れない旅先なのに、なんと数値は過去最高の81! すごいよね、定量化するとあれこれ言うまでもなく「最高」ってわかってしまう。
どのインターゲートホテルズも趣向を凝らしたサービスでお迎えくださるそうです。東京、京都、大阪、金沢、広島にお出かけなら、ぜひいちどチェックしたいホテルブランドがまたひとつ増えましたー!