【高校受験2026】岐阜県公立高入試、全日制63校が実施…岐山・大垣東は傾斜配点

　岐阜県教育委員会は2025年6月30日、2026年度（令和8年度）岐阜県立高等学校入学者選抜の各高校の実施概要一覧を公開した。全日制は63校134学科等で実施。第1次選抜学力検査における傾斜配点は、岐山（理数）と大垣東（理数）が実施する。

　2026年度岐阜県公立高等学校入学者選抜は、全日制63校134学科等、定時制11校16学科等、通信制2校2学科の計76校152学科等が実施する（学校数は課程で重複、実際の校数は計66校）。

　全日制課程の調査書の評定と第1次選抜の学力検査の結果の比率は、「7：3」から「3：7」の範囲内で各校が定める。もっとも多い比率は「5：5」で34校92学科等が用いる。学力検査の結果を重視する「3：7」は、岐阜（普通）、岐阜北（普通）、長良（普通）、岐山（普通／理数）、加納（普通／音楽／美術）、各務原西（普通）、大垣北（普通）、大垣東（普通／理数）の8校12学科が用いる。

　第1次選抜学力検査における傾斜配点は、岐山（理数）と大垣東（理数）が実施。両校共に、数学と理科の2教科の配点を1.3倍の130点満点とする。面接は加納（美術）や揖斐（普通／生活デザイン）など6校8学科等、実技検査は加納（美術／音楽）のみ実施する。

　独自検査は42校100学科等が実施。体育的活動、文化的活動、学科への適性の3分野のいずれか、または複数で評価する。各高校が実施する独自検査の内容は、「第一次選抜の独自検査を含む選抜における選抜要件一覧」で、詳しく見ることができる。

　第1次選抜の検査日は2026年3月4日、一部の高校は3月5日にも実施する。出願手続きはWeb出願で行う。