トビタテ!留学2025、群馬・富山・京都が拠点地域に決定
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「トビタテ!留学JAPAN」は、日本の大学生や高校生が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的に2013年にスタートした官民協働海外留学支援制度。2023年度からは新たなビジョン・コンセプトを掲げ第2ステージ(2023~2027年度)を展開。「拠点形成支援事業」では、「地域にイノベーションを起こすグローバル探究リーダー」の育成を目的に、留学モデル拠点地域を採択。これまで石川県、静岡県、滋賀県、福島県、高知県の5県が選ばれ、それぞれの地域から派遣留学生が世界へ飛び立っている。
2025年度の採択地域は、群馬県(GUNMAグローバル人材育成事業)、富山県(未来を拓くとやま高校生グローバル人材育成事業)、京都府(京の高校生留学応援事業)の3府県。採択地域では、「マイ好奇心探究コース」「社会課題探究コース」「STEAM探究コース」「スポーツ・芸術探究コース」に、地域特有の課題解決や地域貢献につながるテーマを海外で探究する「地域探究コース」を加えた、5つのコースからなる留学プログラムが実施される。
各地域共に生徒募集期間は、2025年11月~2026年4月の予定。群馬県は、留学先における活動期間が14日以上93日以内、留学時期が2026年7月10日以降、2026年10月30日までに終了する留学計画が対象。富山県は、留学先における活動期間が14日以上62日以内、留学時期が2026年7月10日以降、2026年10月31日までに終了する留学計画が対象。京都府は、留学先における活動期間が14日以上124日以内、留学時期が2026年7月10日以降、2026年12月31日までに終了する留学計画が対象となる。
事業対象となる高校生等の要件やプログラムの内容、募集時期・選考方法などは地域事業によって異なるため、詳細は今後、「トビタテ!留学JAPAN」公式Webサイトおよび採択地域のWebサイトなどに掲載される。
《川端珠紀》
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