国際天文学オリンピック、金2・銀2・銅1名…開成高生が世界2位 | NewsCafe

国際天文学オリンピック、金2・銀2・銅1名…開成高生が世界2位

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第18回国際天文学・天体物理学オリンピック閉会式後の日本代表生徒ら(2025年8月21日撮影)
第18回国際天文学・天体物理学オリンピック閉会式後の日本代表生徒ら(2025年8月21日撮影) 全 2 枚 拡大写真
 2025年8月11日から21日にかけて、インドのムンバイで開催された「第18回国際天文学・天体物理学オリンピック」において、日本代表の生徒5名が参加し、全員がメダルを獲得する快挙を達成した。金メダル2名、銀メダル2名、銅メダル1名の結果となり、特に角谷賢斗さんはデータ解析試験で全体1位、総合成績でも全体2位という輝かしい成績を収めた。

 この大会には64の国と地域から288名の生徒が参加し、日本代表は第4回日本天文学オリンピックを経て選抜された。大会は、天文学と関連するSTEM科目への関心向上や国際交流の強化を目的としており、成績優秀者には金メダル(得点率80%以上)、銀メダル(同65%以上)、銅メダル(同50%以上)が授与される。

 日本代表の生徒は、開成高等学校3年の角谷賢斗さん、千葉県立千葉高等学校3年の藤原駿佑さん、灘高等学校2年の長田知樹さん、聖光学院高等学校3年の藤山泰地さん、神戸女学院高等学部2年の堤くららさんである。彼らは、理論ラウンド(天文学、天体物理学に関する知識や思考力を問う理論試験)、観測ラウンド(望遠鏡を用いて指定されたターゲットを観察する実技試験)、解析ラウンド(与えられた実際の観測データをもとに現象を分析する実技試験)、プラネタリウムラウンド(プラネタリウムに投影された様々な時間・場所の星空を観察する実技試験)などの試験を通じて、優れた成果を示した。

 国際天文学・天体物理学オリンピックは2007年から毎年開催されており、日本の参加は今回で3度目となる。日本天文学オリンピック委員会が主催する日本天文学オリンピックは、国内の天文学に興味がある児童生徒の交流促進を目的としており、成績優秀者から国際大会の代表を選出している。

《吹野准》

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