【大学受験2026】摂南大、理工・農学系「女子特別入試」ほか総合型選抜拡充
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「女子特別入試」および「エッジ・ファインダー型」「講義型」は、受験生ひとりひとりの意欲や個性と向きあう入試制度で、多様な背景や価値観を尊重した選抜を通じて、より豊かで活発な学びの場の創出を目指すとしている。
「総合型選抜 女子特別入試」は、自らの関心や目標を大切にしながら、自由に進路を選びたい女子受験生を対象とする制度。理工・農学系分野で活躍したいという想いをもつ女子受験生が、その意欲を充分に発揮できるよう、学びへの関心や将来の展望を重視した選抜を行う。また面接でこれまでの経験や目指す姿について丁寧に聞き取り、多様な学生の受け入れを促進する。
女子特別入試の対象は、理工学部の都市環境工学科と電気電子情報工学科、農学部の農業生産学科と応用生物科学科、食農ビジネス学科。調査書の「全体の学習成績の状況」を5倍、諸活動や取得資格を点数化、適性検査または小論文(学部・学科により異なる)、面接(個人またはグループ)により選抜する。試験は10月19日、同大寝屋川キャンパスにて行う。
電気電子情報工学科は、総合型選抜 AO入試「第1次選抜」において「エッジ・ファインダー型」と「講義型」を新設する。この入試では、単なる基礎学力の測定にとどまらず、受験生自身の創意工夫や学習意欲、ものづくりへの熱意を評価の軸とする。
「エッジ・ファインダー型」は、学校の授業や部活動、正課外活動、更には趣味の中で、自主的に取り組んできた電気・電子回路、プログラム、工作などの成果物(失敗作を含む。ただし未完成品は除く)を活用し、自分の「作りたかった思い」「やってみた経験」を積極的にアピールする試験型。「講義型」は、電気・情報に関する講義を聴講し、講義の概要および内容に関する意見をレポートとしてまとめ、理解力・表現力を多面的に評価する試験型。
対象は、理工学部電気電子情報工学科。2026年4月より理工学部電気電子工学科は「電気電子情報工学科」に名称変更する。試験は、第1次選抜・併願を9月14日、第2次選抜・専願を10月11日に同大寝屋川キャンパスにて行う。
詳細は、最新情報は摂南大学入試情報サイトで確認すること。
《中川和佳》
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