熱中症の救急搬送、東京都内6-8月は過去最多8,341人…9月も注意 | NewsCafe

熱中症の救急搬送、東京都内6-8月は過去最多8,341人…9月も注意

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過去5年間の熱中症による年別救急搬送人員(各年6月~9月)
過去5年間の熱中症による年別救急搬送人員(各年6月~9月) 全 6 枚 拡大写真
 東京消防庁は2025年9月1日、今夏の熱中症による救急搬送人員数が8月末時点で8,341人(速報値)となり、過去最多を更新したと発表した。9月以降も厳しい暑さが続くことが予想されることから、エアコン使用や水分補給など、熱中症対策を呼びかけている。

 東京消防庁管内の熱中症(疑いを含む)による救急搬送人員数は、2025年6月から8月末までで8,341人(速報値)。毎年、右肩上がりで増え続けており、夏季として最多だった2024年の7,996人を超えた。8月末までで過去最多を更新するのは2年連続。

 初診時の程度別でみると、「軽症」が4,976人で59.7%、「中等症」が3,125人で37.5%を占めた。「重症」は192人、「重篤」は47人、「死亡」は1人だった。月別では、7月3,439人、8月3,327人、6月1,575人の順に多い。

 気象庁によると、9月以降も気温がかなり高くなる見込み。例年、9月に入ると救急搬送人員数は減少するものの、2024年9月に熱中症で救急搬送された人のうち、約3割にあたる246人が中等症以上と診断されており、注意が必要だ。

 東京消防庁では、「意識がない、うまく動けないなど緊急性があると思う場合は、ためらうことなく119番通報してください」と注意喚起。救急車を呼ぶべきか迷ったときは、インターネットで病気やけがの緊急性が判断できる「東京版救急受診ガイド」を活用するか、「#7119東京消防庁救急相談センター」に相談してほしいとしている。

 熱中症を防ぐためには、屋内ではエアコンを使用し、屋外では帽子や日傘を使って直射日光を避けるなど、場所に応じた対策を取ることが重要となる。東京消防庁は、熱中症による健康被害に遭わないよう、のどが渇く前にこまめに水分補給するなどして、熱中症対策を続けるよう求めている。

《奥山直美》

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