本作は、中世ヨーロッパを舞台に、主人公の王女・スカーレットが父の復讐を果たすために≪死者の国≫で戦う姿を描く。スカーレットの声を芦田愛菜が、彼女と共に旅をする現代の日本人看護師・聖を岡田将生が演じる。


今回の選出で、カンヌ・ベルリンと世界三大映画祭の全てに参加することとなった細田監督は「ヴェネチア国際映画祭は、映画を作る者として、ずっと憧れの地でした。この中世の街の中で最新の映画祭が行われることの、この地の芸術に対する器の大きさをすごく感じています」と喜びを噛み締めつつも、映画祭に対する熱いリスペクトの気持ちを語った。

岡田は「お客様がどのように作品を受け止めるのか、同じ空間でリアクションを感じながら、自分も反応しながら観ることが出来たら素敵な体験ができるのではないかと思っています」と映画祭での上映に期待を寄せた。
『果てしなきスカーレット』は11月21日(金)より全国にて公開。