宮沢氷魚・石井杏奈・トラジャ宮近海斗、福士蒼汰&福原遥W主演「楓」出演決定 本予告&ビジュアルも解禁
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モデルプレス/ent/movie

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◆映画「楓」本予告・出演者解禁
この度、双子の弟・須永恵(福士)を失った兄・涼(福士)と、恵の愛する恋人・木下亜子(福原)、2人の切ない運命と詳細のストーリーが本予告とともに明らかに。今回福士は一人二役で、双子の兄と弟を演じ分けている。
恵と恋人の亜子は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしている。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・涼だった。1ヶ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまう。亜子を悲しませないように“恵”として振る舞う涼は本当のことを言えずにいた。
幼馴染の梶野(宮沢)だけが真実を知り涼を見守っていたが、涼を慕う後輩の日和(石井)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。「俺がずっとそばにいる」いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があった。
予告編では、幸せあふれる2人の日常がいくつも切り取られる一方で、病院で沈む表情の亜子や、「俺、間違ってたのかな」と葛藤する涼など、大切な人を失った悲しみの中で自分の想いに揺れる主人公たちの姿が散りばめられる。また、「楓」の印象的なサビ「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」とともに映し出される美しい満天の星空は、主人公たちに訪れる儚い運命を予感させる。愛するからこそ伝えられなかったこと、そして、過去、現在、未来、めぐる季節の中で明らかになる、あまりにも切ない真実とは。大切な人への想いとともに2人はどこにたどり着くのか。
◆映画「楓」唇寄せあう本ビジュアルも公開
今回、涼・恵と亜子を取り巻く登場人物たちを演じる豪華な追加キャストも解禁に。双子の涼と恵の幼なじみで、二人の一番の理解者である梶野茂役を宮沢、カメラマンとして働く涼のアシスタントで、涼を慕う遠藤日和役を石井、亜子の行きつけの店の店長で、よき相談相手でもある辻雄介役をTravis Japanの宮近が演じる。スピッツの「楓」の映画化への想いとともに、出演に対する喜びのコメントを寄せており、それぞれが特別な想いを込めて大切に役を作り上げたことが窺える。
解禁となった予告映像でもそれぞれの役柄が滲む個性的な表情を見せた3人だが、主人公2人の運命にどのように関わってくるのか、物語の行方にも注目したい。さらに、福士演じる双子の涼・恵の両親役に、大塚寧々、加藤雅也も加わり、豪華なベテランキャストらが脇を固める。
涼と亜子が唇を寄せあう美しくも儚い本ビジュアルも解禁。夜が明けた瞬間の神秘的な朝日を背景にしたキスシーンが、「さよなら 君の声を抱いて歩いていく」という「楓」のフレーズとともに美しく切り取られており、2人だけの空間の静けさすら感じ、ロマンチックでありどこか淡く、切ない本作を象徴する仕上がりとなっている。(modelpress編集部)
◆宮沢氷魚/梶野茂役コメント
子供の頃からスピッツさんの楽曲は大好きでしたが、「楓」は、大人になるにつれ、曲の深みやメッセージを理解できてから、より好きになった曲です。台本を初めて読んだ時、自分が梶野を演じることも忘れて、一読者としてすごく感動しました。梶野というキャラクターは、不器用で感情を表に出すのが得意じゃない人物で、福士蒼汰さん演じる双子の涼と恵とは、子供の頃から一緒に成長してきた一番の理解者です。彼は一見強く見えますが、実はすごく繊細で、そのギャップがとても魅力的なキャラクターだと感じました。福士さんとの共演は今回がはじめてでしたが、気さくに声をかけてくださり、昔から友達だったような感覚で撮影を楽しむことができました。
◆石井杏奈/遠藤日和役コメント
これまでの生活の中にあふれていた、スピッツさんの楽曲。大人になってからその魅力を改めて感じていて、大好きな曲がたくさんあります。本作の台本には、登場人物それぞれが持つ心の矢印や、一生懸命に今を生きる姿が描かれており、「楓」の世界観、そして優しいスピッツさんの世界観が反映された、とても人間味のある素敵な物語だと感じました。私が演じた日和という役は、自分に正直で人に対しても真っ直ぐ。自分を肯定していて心の思うままに生きる魅力的な人です。すごく大らかな福士蒼汰さんとは、撮影中たくさんお話しさせていただき、福士さん演じる涼君と日和の関係性がより深まったと思います。同じ歳の福原遥さんとは2回目の共演で、変わらない優しさで現場はとても和やかでした。
◆宮近海斗/辻雄介役コメント
オファーを受けた際、スピッツさんの「楓」から生まれた物語と聞き、出演を即決しました。脚本を読み、登場人物の情景や、変わっていく景色の中でそれぞれが迎える結末にたどり着いたとき、本当の愛に気づく物語なのだと思いました。雄介はすこしとぼけているというか、その人の意図しない部分を汲み取ってしまうキャラクターで、演じるうえで行定監督からも「天然な感じでいいよ」とアドバイスをいただきました。難しかったのは料理をすること。“料理ができる感”と“店長感”を出せるか不安でしたが、周りのスタッフさんが僕の表現を褒めてくださり嬉しかったです。映画への出演は今回がほぼ初めてで、短い期間でしたが、撮影現場でさまざまなことを吸収でき、とても実りのある経験になりました。
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《モデルプレス》