「愛の、がっこう。」最終回で3つのタイトル回収 初回からの変化にも注目集まる「最大の伏線だった」「演出が計算されつくされてる」
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【写真】ラウール、木村文乃抱き上げ密着
◆木村文乃主演「愛の、がっこう。」
本作は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師・小川愛実(木村)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール/Snow Man)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていった。
◆「愛の、がっこう。」タイトル回収に反響
様々な困難を乗り越え、互いのそばにいることを選んだ愛実とカヲル。愛実は専門学校への入学を目指すカヲルをサポートする中、以前“お別れ遠足”で訪れた三浦海岸の花火大会が数年ぶりに復活すると知り、食堂に忘れてきた日傘を花火大会の日に取りに行かないかとカヲルに提案する。
そして、専門学校の入学試験の日。10代の若者に囲まれる中、懸命に試験に取り組んだものの、結果は不合格。カヲルは「学校に行くことも、先生のこともおしまい」「先生にだけはがっかりさせれたくない」と愛実との別れを選び、誰にも頼らず1人夜の世界に戻るのだった。
時が流れ、約束していた花火大会の日、愛実は1人で三浦海岸へ。食堂には、カヲルからの手紙が置かれており、愛実への感謝がつづられていた。しかし、文章が途中で切れており、不思議に思った愛実が浜辺へ向かうと、そこには彼女を待つカヲルの姿が。「最後『。』じゃなくて読点にした」と、“お別れ遠足”で愛実から教わった読点と句点の意味を理解したカヲルは、愛実との関係を終わらせたくないという想いのもと、手紙の文章を「、」で終わりにしたと明かした。すると、愛実は「『。』は新しい文を始めるって印でもある」と句点の別の意味を説明。さらに、手紙の宛名にあった「愛」の字が間違っていたことを指摘した。すると、カヲルは木の枝で砂浜に「愛」の字を書き何度も練習を重ね、最後に2人はキス。そのまま画面がフェードアウトすると「愛の、がっこう。」と正しい書き順と文字で記された手書きのタイトルバックが映し出された。
タイトルには愛実の名前が掛けられていたこと、句点と読点に意味があること、そしてこれまでのタイトルバックにて「愛」の点が最後に置かれていたことを回収したラストシーン。また、1話では崩れた字体や誤った書き順だったタイトルバックが回を重ねるごとに成長し、最終話では書き順と字で幕を閉じるという初回からの変化。これらの伏線回収を受け、ネット上では「タイトルは『愛』と『愛実』を掛けてた?」「愛実の名前が最大の伏線だった」「演出が計算されつくされてる」「壮大な伏線回収」「感動的」「初回からの変化がすごい」と反響が寄せられている。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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