二宮和也「8番出口」韓国プレミア開催 レッドカーペットで“異変”発生【第30回釜山国際映画祭】 | NewsCafe

二宮和也「8番出口」韓国プレミア開催 レッドカーペットで“異変”発生【第30回釜山国際映画祭】

芸能 モデルプレス/ent/movie
河内大和、二宮和也、川村元気監督(C)2025 映画「8番出口」製作委員会
河内大和、二宮和也、川村元気監督(C)2025 映画「8番出口」製作委員会 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2025/09/19】嵐の二宮和也が主演を務める映画『8番出口』が、第30回釜山国際映画祭(9月17日〜9月26日開催)の「ミッドナイト・パッション部門」に正式招待され、韓国プレミアを開催した。

【写真】格式ある映画祭に出現した“異変”

◆「8番出口」韓国でも人気証明

釜山国際映画祭は、1996年に創設された、韓国・釜山で開催されるアジア最大規模の映画祭。国内外からキャストや映画関係者が訪れ、映画上映、舞台挨拶のほか、様々なイベントが行われる。『8番出口』が正式出品された「ミッドナイト・パッション」部門は、スリラー、ホラー、アクション、ダークファンタジーなど、ジャンルの垣根を超え、挑戦する作品をラインナップしオールナイトで上映する部門のこと。深夜の上映プログラムにも関わらず、いち早く話題作をチェックしようと映画ファンがつめかける人気部門の1つだ。

9月17日、映画祭のメイン会場「映画の殿堂(別名:釜山シネマセンター)」にて、開幕式のレッドカーペットイベントが行われた。レッドカーペットの前に1台の車が到着すると、降りてきたのは河内大和扮する“歩く男(おじさん)”。共に降りてきた川村元気監督とレッドカーペットを歩いた。

両サイドでカメラを構えるマスコミのフラッシュを浴びながら、笑顔で手を振る川村監督に対し、映画から飛び出したようにまっすぐ背筋を伸ばした姿勢のまま歩きながら、時折あの不気味な笑顔を向ける“歩く男”。表情が変わるたびに、客席からは笑いと驚きの声が続出した。格式ある映画祭に出現した“異変”に、場内からは「おじさん!」と声があがる“異変”も発生。日本のみならず、韓国でも“歩く男”の人気が証明された瞬間だった。

初の海外映画祭初参加となった河内は、「もう…感動しましたね」と一言。「開幕式では、世界の第一線で活躍されている俳優や監督たちが一堂に集まってこんなに華やかな世界があるのかと驚きました。“歩く男”に扮してレッドカーペットを歩くのはとても緊張しましたが、車から降りた瞬間に『おじさん~!』って声がしましたし、私が笑うたびに悲鳴と歓声が入り混じったリアクションも見られて、本当に歩いて良かったです(笑)」と、無事に“歩く男”としての出番が終わり、ほっとした様子。「韓国語で“アジョシ(おじさん)”って声が聞こえて、韓国の方々にも作品が認知されているんだと嬉しくなりました。レッドカーペットでは、私が“歩く男”の開発者みたいに見えたのは面白かったです(笑)。カンヌから始まり、様々な国際映画祭を経験しましたが、世界各地で楽しみにしてくれている方々がいるのだなと思いました」と川村監督もレッドカーペットを満喫した様子だった。

◆二宮和也、韓国プレミアに登場

翌日9月18日には、「ハヌルヨン劇場」にて「ミッドナイト・パッション部門」の公式上映が行われ、韓国プレミアに駆けつけた二宮とともに、河内、川村監督の3人が上映前舞台挨拶に登壇。深夜の上映にも関わらず、およそ700席は満席に。韓国初お披露目を前に会場全体が熱気を帯びるなかでの、舞台挨拶を前に、二宮は「開幕式の様子は映像でチェックしていましたが、日本から出品している作品も多く、すごい場所になっているなと思いました。公式上映はなかなか観るのが難しい深夜の時間帯ではありますが、楽しんでいただきたいですし、ぜひ韓国の皆さんにも『8番出口』を受け入れていただきたいです」と意気込みを語った。

観客からの割れんばかりの拍手で出迎えられた3人は、「アニョハセヨ!(こんにちは!)」と、満面の笑みで手を振りながら登場。本作に出演することになった経緯を聞かれると、二宮は「ある日、川村監督に急に呼ばれて、『8番出口』を実写映画化したいと言われて、率直に『何を言ってるんだろう』と思いました。原作にはストーリーがないため、まずはどういう風に映画化をしていくのか構想を聞かせていただき、普通の映画ではない特殊な設定が逆に楽しそうだなと思い引き受けました」とコメント。河内は、強烈なインパクトを誇る“歩く男”のキャスティング経緯を尋ねられると、「私が出演したある舞台をたまたま川村監督が観劇していたのですが、その内容が歩くシーンを象徴的に描いており、オファーをいただきました。私は舞台にずっと出演してきて、体を使うことが得意だったため、今回の“歩く男”にぴったりはまったのだなと思います。本当にタイミングがよかったですね」と感慨深い表情で語った。

「深夜に集まっていただきありがとうございます。スマホやテレビで映像を観る時代ですが、本作品は映画館で観るために作りました。色々な意味で待たなければいけない、次に何が起こるのかを予想しなければいけない、鑑賞後も色々考えなければいけない作品です。スマホをおいて95分間、『8番出口』の世界に没入してほしいですし、ここにいらっしゃるみなさんが韓国で初めて観る方々なので、ぜひ韓国中に広めてほしいです」と川村監督が締めの挨拶をし、舞台挨拶は終了。海を越えた異国の地で、さらなる盛り上がりを見せた韓国プレミアとなった。

なお、9月19日午後は二宮が日本人俳優初となるプログラム「アクターズハウス」に登壇し、野外舞台挨拶も実施する。

◆二宮和也主演「8番出口」

2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏が制作したゲーム『8番出口』を実写映画化。無限にループする地下通路を舞台に、プレイヤーが次々と現れる不可解な異変を見つけ“8番出口”を目指す姿を描く。『告白』(2010年)、『怪物』(2023年)などを製作した川村氏が監督・脚本を担当。二宮は、地下通路で異変を探し、8番出口を求める“迷う男”を演じる。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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