M!LK塩崎太智&加藤大悟“頼り合い”で挑んだBL作品 距離が縮まった初日の出来事とは【「タクミくんシリーズ」インタビュー】
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【写真】塩崎太智&加藤大悟がキス寸前
◆塩崎太智&加藤大悟、初対面・現在の印象は?
― 初めてお会いした時のお互いの印象を教えてください。
塩崎:初対面はフワッとしていて、現場に向かう車の中で「初めまして」でした。滋賀での撮影だったんですけど、その時から加藤くんの性格が出ていて。車の外を見ながら「ドン・キホーテある!丸亀製麺ある!」って言っていたので、すごく元気な子やなって(笑)。「この子となら一緒に撮影に挑めるな」と感じました。
加藤:よかった!(笑)。あの時は、2人とも結構台本を読んで来ていて「どうしよう」と色々と困惑してた状態でした。太智くんとは初めてなので、少し不安もあったんですけど、同い年というのが大きくて、話しやすかったです!テンション感も似ている部分があって、僕みたいにわちゃわちゃする感じではないかもしれないですけど…
塩崎:そういうのはないですね(笑)。
加藤:(笑)。でも太智くんもすごく元気で、僕の話もちゃんと聞いてくれるし、頼りやすかったです。良い意味で気を遣わないなと最初から思っていました。
― 共通の話題で盛り上がったことは?
加藤:それがなくて(笑)。
塩崎:なさすぎたよね(笑)。
加藤:2人でずっと本読みをしていました。頼り合って練習させていただきました。
塩崎:ほとんど台本のことばかりでした(笑)。
― 撮影を通して印象の変化はありましたか?
塩崎:印象は変わらないです!でも、話していくうちに多趣味だなと思いました。加藤くんは釣りとかキャンプが好きで、とてもアクティブ。僕は決まったものが好きで、自然というよりはディズニーとか、旅行も有名どころしか行かないので話を聞いてるとその違いが面白かったです。
加藤:僕も印象は変わらないです。もうずっとこんな感じで(笑)。ただ、最初はあまり寝ない人なのかなと思っていて。M!LKとして活動しているのも知っていたので、忙しくて寝たら逆にダメな人なのかなって。でも実際はしっかり寝るタイプの人間でした(笑)。
塩崎:すごい寝てました(笑)。
加藤:例えば僕は滋賀に行ったら、隙間時間も滋賀を楽しんで次のパフォーマンスに活かす。彼は次のパフォーマンスに活かすために休むので、そこは極端に違うんだなって気づきがありました。
◆塩崎太智&加藤大悟、距離が縮まった初日秘話
― BL作品はパートナーとの関係性が大切になってくると思いますが、距離が縮まった出来事はありましたか?
塩崎:初日に一緒に焼肉を食べに行ったことかな?
加藤:確かに!「行く?」みたいな流れで、スタッフさん含めて行きました。あと、同い年っていうのが大きいですね。
塩崎:最初「同い年なんだ!」ってね。
― その食事会ではどのようなお話をしたのでしょうか?
塩崎:お互いの仕事の話とか。ドラマの話ばかりではなくて、M!LKの話とか、たわいもない話です(笑)。
加藤:逆にそこで「タクミくん」の話をあまりしてなかったです。
◆塩崎太智、現場で加藤大悟の“アナウンス係”に
― タクミとギイが支え合う関係性のように、撮影中に相手に助けられたと感じた場面があれば教えてください。
加藤:まず、同い年ということに助けられました!すごく安心感があるし、映像の経験も豊富なので、頼りがいのある方だなと尊敬していました。プライベートの話をしなくても仲良くなれたというか、逆にそこがすごいなと思いましたね。
塩崎:助けた部分でもいいですか?たぶん加藤くんが気づいてない、“助けましたエピソード”があります!
加藤:え!何!?
塩崎:僕、現場で“アナウンス係”をしていたんです!加藤くんは楽屋とかで共演者さんとかスタッフさんと話していると、次のシーンのスタートに気づかなくて、なかなか撮影場所に来ないんです(笑)。なので、僕が呼びに行っていました!「加藤くん、もう撮影始まるよ〜!」って(笑)。
加藤:確かに!今思い出すとそうだわ!ありがとう、助かった!
― 塩崎さんは加藤さんが他の方と話している時、何をしていたのでしょうか?
塩崎:僕はずっと時間を見ていて「あ、もう◯◯分だ!」と思ったら、先に撮影位置で待ってました。加藤くん来ないなと思って(笑)。
加藤:(笑)。本当に助かってた!
塩崎:長台詞のシーンは加藤くんが読み合わせに付き合ってくれて、空いている時間に一緒にセリフを確認してくれたのは本当にありがたかったです!
加藤:それは私も同じ気持ちでございます。
◆塩崎太智&加藤大悟の悲しみを乗り越える方法
― 今作では主人公たちの苦悩も描かれますが、実際にお二人の悲しみを乗り越える方法を教えて下さい。
塩崎:やっぱりグループ活動をしているとみんなで悲しみを背負うこともあるんですけど、僕は何かをして乗り越えるのは難しいので、時間をかけて向き合っています。
加藤:僕はとことん落ち込みますね。バラードを聴いて、回復を待ちます。
塩崎:失恋だったら失恋ソングとか、その悲しみに合った曲を調べるの?
加藤:そこは関係なく、仕事や友情のことでも、バラードならなんでも良いんだよね(笑)。不穏な音が入っている曲とか、マイナーなコードの曲を聴いてます。
塩崎:それ良いかもね!ずっと引きずるより、一気に落ち込むって。
加藤:そうそう。「ここまで落ちたし、もういいや」って切り替えられる。
◆塩崎太智&加藤大悟の夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には夢を追いかけている読者もたくさんいます。そんな読者に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。
塩崎:“続けること”です。僕たちがコロナ禍でライブや活動が思うようにできなかった時も支えになった言葉です。途中で「ダメかも」と思ってやめてしまう人も多いけれど、方向性を変えるのではなく、とにかく続けることが大事。今もそれを実感しているので、夢を諦めず走り続けてもらえたらと思います!
― 続けてきて叶ったことはありますか?
塩崎:僕たちM!LKは、EBiDANの中でも王道アイドルで、“キラキラした王子様”というコンセプトがあるんです。昔は他のグループがかっこいいサウンドの曲をやっていると、「かっこいい!やってみたい!」って思うこともありました。でも、自分たちが出せる色ってそれぞれで。「イイじゃん」の時も、最初は全編サビのような曲調だったんですけど、「僕らの色を入れないとね」という話になって、Aメロ・BメロとかはM!LKらしいアイドルソングを入れました。それが結果に繋がったと思うので、自分たちの信念を持ち続けることが大切だと思います。
加藤:素晴らしいですね。僕は“準備すること”です。夢を持つことは誰にでもできるけど、それだけでは何も生まれない。例えば、海外に行ってビッグドリームを掴みたいと思うなら、絶対に英語をマスターするとか。僕の理論なんですけど、何か1つでも準備してないと夢を持ってはいけないと思ってます。結構、堅実主義なんです(笑)。
― これまでに「準備してきて良かった」と感じた瞬間はありましたか?
加藤:歌は自分の特技なんですけど、上手い人はたくさんいるので、点数が出るカラオケで練習を重ねました。その練習がピッチの安定に繋がって、最近はミュージカル「刀剣乱舞」を東京ドームでやらせていただけて。これまで準備してきて本当に良かったと思います!
塩崎:「刀剣乱舞」ってドームでやってるの!?
加藤:2日間やらせていただきました。
塩崎:すごい!
加藤:(笑)。
◆塩崎太智&加藤大悟、お互いの素敵なところは?
― インタビューや撮影合間からも仲睦まじい雰囲気が伝わってきましたが、最後に、お互いの素敵なところを褒め合ってください!
加藤:太智くんはセリフ量も多くて大変だったと思うけど、スタンドインの交代が誰よりも早くて、取り組む姿勢がかっこいい!人として尊敬できるなと思いました!
塩崎:僕はすごく素直で、眠たい時は眠たい、元気な時は元気、興味がない時は興味がない…っていうタイプなんですけど、加藤くんは、朝みんなが眠そうにしている時でも挨拶の声が誰よりも大きくて。そういう姿勢は現場の空気を本当に良くすると思うし、素敵だなと感じました!
<ヘアメイク>
塩崎太智:奥田真莉
加藤大悟:伊東真美
◆塩崎太智&加藤大悟W主演「タクミくんシリーズ -Drama-」
1992年に刊行開始し累計500万部を超える人気小説「タクミくんシリーズ」。全28巻の完結後も完全版やスピンオフが刊行され、コミカライズや舞台、実写映画化など幅広く展開されてきた。シリーズ初のドラマ化となる今作では、タクミ(塩崎)とギイ(加藤)を中心に、全寮制男子校で繰り広げられる瑞々しく切ない恋模様が描かれる。(modelpress編集部)
<放送概要>
BSフジ:2025年9月21日(日)24時~(毎週各1話放送)
FOD:2025年9月21日(日)24時~(毎週各1話配信)
※TVer配信あり
◆塩崎太智(しおざき・だいち)プロフィール
2000年9月11日生まれ。和歌山県出身。俳優として、TBS「イグナイト-法の無法者-」(2025)、MBS「その着せ替え人形は恋をする」(2024)、ABC TV「ガチ恋粘着獣」(2023)など数々の作品に出演。また、5人組ダンスボーカルユニットMILKのメンバーとしても活動中。12月6日から『MILK ARENA TOUR 2025-2026 「SMILE POP!」』がスタート。東京は2026年2月10日・11日に国立代々木競技場第一体育館で開催する。
◆加藤大悟(かとう・だいご)プロフィール
2000年9月19日生まれ、愛知県出身。ミュージカル「刀剣乱舞」山姥切国広役や「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」の四十物十四役で人気を博す。CX「ぽかぽか」水曜レギュラーとしても活躍中。
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