万博に行った東大生のレビューが深すぎる。「海外パビリオンは国ごとに展示の方向性の違いが!」、あなたは気づいた? | NewsCafe

万博に行った東大生のレビューが深すぎる。「海外パビリオンは国ごとに展示の方向性の違いが!」、あなたは気づいた?

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万博に行った東大生のレビューが深すぎる。「海外パビリオンは国ごとに展示の方向性の違いが!」、あなたは気づいた?
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さんきゅう倉田です。東大生をしています。

9月末まで夏休みなので、TOEFLや現代貨幣理論、行動経済学、マクロ経済、線形代数などを勉強して、過ごしています。

8月末は東大生23人で万博を2日間訪れました。

▶東大生が最初に向かった場所は

東大生の万博レビュー。ブルーオーシャンドームで感じたこと

2日間の万博のうち、1日目の午後は、ブルーオーシャンドームに全員で来場することになっていた。

撥水性が非常に高い斜面を水が粒になって不規則に転がる展示や立体的で巨大な地球が「(おそらく)いのち」をテーマに変化する映像を劇場で観た。非常に美しい一方で、見る者によっては気味の悪さを感じるような映像だった。

命とは神秘的であるが、血や肉といった物理的な要素は日常的に感覚の表面に現れていないから感じないだけで、実際にはこのような気味の悪さを内包しているということを想起させられた。

そのことを当然のように認知している者は美しさだけを感じ取り、無視し続けた者、忘れていた者は心のある部分を刺激され、それが違和感となって浮かび上がってくる。

ただ、体験したことのない立体的な表現や移り変わる美しい映像が、皆を魅了したのは間違いなかった。

劇場を出た我々は、自らの意思と関係なく招待者によって来場させられたにもかかわらず、「来て良かった」という共通の認識を持ったからだ。

さて、ブルーオーシャンドームを出ると再び自由時間である。建物を出た瞬間に近くにいた誰かと自然発生的に群れを作り、目的もなくふらふらと歩いり、離脱したりした。

気の合う友人は、バーレーン館やカタール館、北欧館を覗いたそうだ。

▶印象に残った展示は

バーレーン

海洋や真珠の製品が印象的で、触れたり、匂いを嗅いだりしてバーレーンの文化を体験できる。モニターで自国の最新技術や取り組みを紹介する多くの国とは対照的で、部族の鎧や大昔の船の模型に触れ、国内で採集されていた鉱物やかつて取引されいた香辛料の匂いを体験させてくれる。

そして、展示はかつての産業から現在の産業に移り変わり、地政学上の特徴を活かし、金融や観光に力を入れていることを柔らかく示す。

現在の姿を強調するのではなく、伝統や当時の様子を強く押し出した展示となっている。

カタール

決して広くはないが、コの字型の空間の中央がシアターになっており、そこで映像を見て、壁側の展示を見る。照明や空間の作りから、豪奢な印象を受ける。

一方で、展示によって、砂漠で一杯だったカタールの印象がマングローブや川を中心とした自然豊かなものへと変化する。

他国と比較すると国の情報は少ないが、空間演出は特に強い印象に残るようだ。

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《OTONA SALONE》

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