現代の40〜50代女性は、仕事に子育て、さらには親の介護まで……日々「決断すべきこと」に追われ、脳が疲れがちです。学生時代のように「決められた制服があればいいのに」と思ったことはありませんか？ そんな時に助かるのが、アパレル公式サイトやショップのコーデをまるっと真似する大人のマネキン買い。
一説によると、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグが毎日同じ服を着ていたのは、「決断の回数を減らすため」とも言われています。
時には若い頃のようにファッションについて考える時間も楽しいものですが、筆者はあえて日常的に「服について考える」ことを放棄。今回はGUで、子供の運動会で応援した後に中学受験塾の送り迎えもできそうな「汚れてもいいきれいめカジュアル服」を上下5,280円で手に入れました。
【働く母の「決断の機会を減らす」大人のプチプラマネキン買い】
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一目惚れしたコーデ、48歳には「若すぎる？」といったんは躊躇したけれど
・「フリルネックブラウス」（2,290円 ※編集部調べ）
・「デニムスウェットバレルレッグパンツQ」（¥2,990 ※編集部調べ）
・「ダブルシューレースフラットスニーカー」（¥2,990 ※編集部調べ・別日に購入）
※GUで購入したのはトップスとパンツとスニーカーのみ。キャップは私物です。
今回、筆者が一目惚れしたのは、GU公式サイトで若くて美しい金髪女性が着こなしているブラウスとデニムスウェットの爽やかコーデ。しかし、着用しているのは「何を着たってかわいいに決まっている外国人モデル」。ミドル世代として、衝動買いする手が一瞬止まりました。
そこで、一般の方のコーディネート例を参考にしたところ、モデルさんのようにブラウスをインする形ではなく、アウトで着用している女性も多数。とても着心地が良さそうで素敵でした。
まずはシャツを外に出して着用してみたところ、運動会でも子供との外遊びでも、躊躇なくしゃがめる伸縮性があり、キャップにもよく合いました。ちなみにシルバーのスニーカーも、別日に購入したGUの商品です。
試着してみたら「世代を問わずかわいく着られる」アイテムだった
今回のブラウスとパンツは、どちらも上下ともに汎用性の高い、ヘビロテ間違いなしの名品でした。
ミドル世代の筆者には「かわいすぎるのではないか」と懸念していたフリルネックブラウスは、手に取ってみたら意外にも世代を問わず使えるデザイン。フリルの主張が品よく控えめなため、ガーリーなニュアンスは残しつつもユニセックスなパンツを合わせれば程よい甘さに。ミドル・シニア世代の女性が着用しても、クラシカルでかっこよく着こなせそうです。
デニムスウェットバレルレッグパンツQのDARK GRAYは、ダボッとしたタイプのジャージのような履き心地。柔らかい素材で、ウエストはゴムなのも世代的に嬉しいポイント。今っぽい膨らんだフォルムも魅力的で、あまり「スウェット見え」はせず「デニムっぽいきれいめカジュアル寄り」に見えます。
安くてかわいいだけでなく「忙しい世代」にぴったりの機能性
次は試しにシャツをインしてみました。ゴムがしっかりしており、ウエストを紐で調整できるのでずり落ちてくる心配もなし。運動会や自然教室のお手伝いでは、子供の落とし物を拾ったりポケットを使うこともあるので、試しに文庫本を2冊、ポケットに入れるテストも実行。
ポケットはまったく膨らまず、すっぽり入りました。
ミドル世代が着用しても悪目立ちせず思う存分動き回れる「運動会コーデ」。どちらもイージーケアで「洗いっぱなしですぐ着られる」便利アイテムですが、念の為パンツは色移りしないようネットに入れて洗っています。
ブラウスは蒸し暑い日には1枚でさらっと涼しく、気温が下がってきたらカーディガンともあわせやすそう。運動会のお手伝いから中学受験塾の送り迎えまで慌ただしい日々のカジュアルコーデとして、この秋、存分に使い倒すことができそうです。
