野木亜紀子が脚本を担当する本作は、人生詰んだどん底サラリーマンが、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う、ちょっと不思議なSFラブロマンス。

「こんなに何も言えない役柄って今までなくて(笑)! だから見てくださる視聴者の方には、このドラマ自体も楽しんでほしいですし、僕が演じる兆という役についてもいろいろと考えてほしいなと思っています。中盤あたりから、1話から見返したくなるような仕掛けがいろいろありますので、ぜひ兆にも注目していただけたらうれしいです」と演じるキャラクターについて語った岡田は、「台本を読んでいる段階から完璧に桜介(ディーン・フジオカ)さんのファンです。早く桜介さんの決め台詞『花咲かせとく?』を生で聞きたいと思うぐらい、人間臭くて、とても可愛らしいキャラクターなんです。それをディーンさんがどう演じられているのかを見るのがすごく楽しみですし、早くあのキャラクターと対面したいですね」と気になるキャラクターについてもコメント。
そして「僕は自分のテーマが“選択”なのではないかと思っているので、“人生の選択”をテーマに兆というキャラクターを演じています。最終回が終わる頃、いま僕が言った言葉が『あぁ、そういうことか』と思ってもらえるのではないかと思うぐらい、熱量を込めてこのドラマに参加しております。皆さんには、ぜひ1話も見逃さずに、このドラマを見てほしいなと思っております」と視聴者へメッセージも寄せている。
また今回、新キャストが発表されるたびに黒塗りのシルエットから写真に切り替わっていたポスタービジュアルが、ついに全面公開。合わせて、クールな7人のモノクロ写真と大きく《エスパー》という文字をあしらったポスタービジュアル、全キャラクター登場の特報映像も公開された。

第1話あらすじ
会社をクビになり、金も家族もすべてを失ったどん底サラリーマン・文太(大泉洋)。ネットカフェを泊まり歩き、人生に絶望したある日、「ノナマーレ」という会社から面接の案内が届く。最終面接で社長の兆(岡田将生)が文太に与えた課題は、1粒のカプセルを飲むこと。うろたえる文太だが、ええい!と、そのカプセルを飲み込むと、まさかの合格。兆から「あなたは今日からエスパーです」と告げられる。何のエスパーかはわからない。しかも文太の仕事は世界を救うことだという。
エスパーって何? 世界を、救う…!? 混乱したまま社宅に向かうと、見知らぬ女性・四季(宮崎あおい)が出迎える。兆が言うには、文太は四季と“仮初の夫婦”として生活しなければならないらしい。しかも、四季は記憶喪失なのか、なぜか文太を“本当の夫”だと思い込んでいるよう。
翌朝、目覚めた文太のもとにミッションが記されたカードが届く。しかし、どれもこれもどうでもいい内容ばかり。“本当にこれが世界を救うことになるのか?”と首をかしげながらも、サラリーマン気質の文太は、その不思議な任務に全力で奔走することに。
「ちょっとだけエスパー」は10月21日より毎週火曜日21時~テレビ朝日系にて放送。
※宮崎あおいの「崎」は、正しくは「たつさき」