【大学受験】お茶の水女子大ら100以上「プログラミング能力検定」活用
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2025年大学入学共通テストより「情報I」が受験科目に追加される。また、社会でのIT人材不足や、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度の開始などを受け、大学ではよりITスキルに長けた人材の獲得に向けて動いている。信州大学、近畿大学、お茶の水女子大学、群馬大学など100校以上の大学入試で、総合型選抜や推薦入試の出願要件・加点対象・参考資格としてプロ検を取り入れている。
プロ検が入試優遇資格として採用されている背景には、国内ナンバー1の受験実績と、客観的かつ詳細にプログラミング能力を可視化できることがある。プログラミング教育の課題として個人の能力の明確な可視化の役割を担い、今後もデジタル人材育成の支援を進めていく。
プロ検を入試に活用している大学の一例として、お茶の水女子大学、信州大学、群馬大学、関西大学、近畿大学、大阪公立大学があげられる。このほかの大学については、各詳細を確認する必要がある。
プロ検の概要については、2020年12月にスタートし、プログラミングスクール、学習塾、パソコン教室、学校、学童など多様な教育機関で実施されている。子供達のプログラミング学習への意欲喚起や学習継続のきっかけとして受験者や教育者が活用し、効果的な学習・指導のためのツールとしても用いられている。プロ検はビジュアル言語版とテキスト言語版のいずれにも対応しており、さまざまなレベルで受験可能である。
また、プロ検はCFRPに準拠し、これに基づいて現状のプログラミング能力値を測定・把握することができる。プロ検の導入を希望するスクール・学校の方々は、プロ検公式HPを通じて申込みが可能である。
《風巻塔子》
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