舞台となるのは小学校の教室。放課後、2人の教師が面談のために残っていた。そこにやってきたのが、ある児童の母親。度々学校にクレームを入れる、いわゆるモンスターペアレントだ。
息子が担任に嫌われているから、その担任を変えてほしいと主張する。そこに当の担任教師も現れて、教師たちは母親と担任の2人から詳細を聞き取り、どうにか解決への糸口を探そうとするのだが……。
今作ではドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」が放映中の三谷幸喜と、エッジの効いた4人が新たな演劇作品を作り出す。


小栗の演劇舞台キャリアは四半世紀以上に及ぶが、三谷演出で、これまでに見られなかった面が引き出されるだろう。
そして、今回のキャスティングで注目なのは、舞台初挑戦となる菊地凛子。「鎌倉殿の13人」では義時の3人目の妻・のえを演じてきたが、初めて挑む舞台で、モンスターな母親役として物語をどのようにかき回すかも見どころの1つ。
さらに、一見平凡そうな担任教師役を演じるのは「僕達はまだその星の校則を知らない」も記憶に新しい平岩紙。ドラマで共演歴のある菊地とどう渡り合うかも気になるところ。
そしてベテランの教頭役には、三谷作品の常連ともいえる相島一之。この4人が顔を揃え、放課後の小学校の教室を舞台に、どんな世界を繰り広げてくれるのか。2026年の演劇界で話題をかっさらっていくだろう。
出演者よりコメント
■小栗旬

■菊地凛子

■平岩紙

■相島一之

舞台「いのこりぐみ」は<東京公演>2026年1月30日(金)~2月23日(月・祝)IMM THEATER(東京ドームシティ内)ほか、新潟・兵庫・愛知・大阪にて上演。