【「グラスハート」TENBLANKファンミ】佐藤健・宮崎優・町田啓太・志尊淳、聖地再集結でドラマ完全再現「確かにここに存在したんだって証を刻みに来ました」
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【写真】佐藤健、町田啓太と密着「グラスハート」名シーン完全再現
TENBLANKは、佐藤健演じる孤高の天才音楽家・藤谷直季、宮崎優(※「崎」は正式には「たつさき」)演じる大学生の天才ドラマー・西条朱音、町田啓太演じる努力家のカリスマギタリスト・高岡尚、そして志尊淳演じる超音楽マニアの孤独なピアニスト・坂本一至の4人からなるロックバンド。劇中のロックバンド「TENBLANK」が映像の世界を越えて、リアルなステージに立つその貴重な姿を見たいと、チケット申し込みには延べ20万枚を超える応募が殺到し、昼夜併せて18,000人の国内外のファンが横浜に集結した。
◆「グラスハート」TENBLANKファンミが熱狂で開幕
開演前、4人の登場を今か今かと待ち受けた客席からは自然と手拍子が響いた後、暗転の後にステージが赤い光に包まれ、シルエットで4人が一人ひとり映し出されると、大きな歓声が上がった。町田が激しいギターリフが掻き鳴らし、宮崎の力強いドラムが響き、志尊が華麗にピアノを奏でる中、最後にベースボーカルの佐藤が現れ4人が揃ったところで、1曲目「MATRIX」へ。序盤から激しいサウンドと歌が会場内に響き渡り客席の熱気は早くも最高潮に達した。
そして2曲目にはヒットチャートにもランクインする人気曲、「旋律と結晶」を披露。佐藤はステージの端まで走り回り、ラストのサビ前には「歌ってくれ!」と客席にマイクを掲げる。宮崎のドラムソロでは3人が宮崎を囲み、笑顔を交わしながら聖地ライブを満喫している姿が印象的だった。そしてドラムソロに導かれるように疾走感溢れる「約束のうた」へ。佐藤、町田、志尊がステージ中央に集まったり、佐藤が町田と顔を突き合わせ至近距離で歌ったり、ドラマから飛び出したかのようなシーンの連続にファンの興奮は止まらなかった。
4人は改めて「TENBLANKです」と挨拶。怒涛のオープニングを終え、志尊は「感じたことのない鼓動を感じた」と、町田も「絶景絶景」と感慨深げにコメント。宮崎が衣装を紹介すると「可愛い~」と客席から声が上がり、佐藤は「今日の日を楽しみにしてました。色々話し合って準備したので楽しんでくれたら嬉しいです」と意気込み。「我々も慣れたもんじゃない(笑)」と早速演奏中にイヤモニが外れてしまったことを打ち明け、志尊から「良い落とし方」とイヤモニの落とし方すらかっこよかったと言われていた。
このほか、ライブ中盤では、メンバーによるトークコーナーが展開。TENBLANK最強アーチェリー王決定戦や、有栖川真広を演じたレイニがサプライズ登場した。
◆佐藤健「今日TENBLANKが確かにここに存在したんだって刻みに来ました」
後半、佐藤は実際にぴあアリーナでエキストラと一緒に撮影した7話のシーンを思い返し、客席の間を練り歩きながら「Chasing Blurry Line」のコール&レスポンスで一体に。ステージ上を縦横無尽に駆け回る佐藤と町田、そして志尊と宮崎の熱いパフォーマンスに観客も全力で盛り上がり、佐藤は「俺たちがいるから一緒に頑張ろうな!」とメッセージを送った。
本編ラストはシリーズタイトルでデビューアルバムの表題曲「Glass Heart」。ステージ中央のグランドピアノを佐藤が弾き語りし、ドラマの世界観が会場中に広がる。「TENBLANKが確かにここに存在したんだって証を刻みに来ました。みんながその証人になってください」と語る佐藤の姿は藤谷そのもの。佐藤が最初にステージをはけ、次にギター町田とベースに持ち替えた志尊の全力の演奏から、最後は宮崎1人となって圧巻のドラムソロで締めくくった。
◆TENBLANK「これが最後のつもりで」
会場内に鳴り響くアンコールの声を受けて、Tシャツに着替えたメンバーが再登場。作品中でも印象的だった「高岡が藤谷を台車で運ぶ」シーン同様に、町田が佐藤を乗せた台車をひいてステージに現れて沸かせた。中盤パートのみ、ウィッグを被り「髪の毛を伸ばしてきました」と長髪の高岡ヘアになって笑いを誘っていた町田は「今切ってきた」と再び短髪になって笑いを誘い、宮崎は「凄まじいパワーに負けそうになったんですけど頑張りました」と演奏を振り返った。
佐藤が「開演も押してアンコールもたくさん待たせてごめんね」と謝ると、藤谷らしいコメントに盛り上がるメンバーと会場。「寂しくなったら今日のこと思い出してよ」「曲を聴いてくれたら僕らはそこにいますんで。音楽ってそういうもんでしょ」と呼びかけると「永遠前夜」へ。静寂の中、佐藤のボーカルとピアノが静かに響き渡るイントロから始まり、感動が広がった。
最後に宮崎は「TENBLANKでライブができて贅沢だなと思います。TENBLANKをいつまでも愛していただけると嬉しいです」と、志尊は「俳優をやっていてこんな舞台に立てる瞬間が本当に来るんだなと感じました」「TENBLANKとして見れる姿はこれで最後になるのかわからないですけど、そんな瞬間をみなさんと楽しめて思い出を作れてとても幸せでした」と、町田も「個人的にアーティストを目指していた頃もあったので舞台の上に立って楽しめる瞬間があるなんて幸せだなと思いました」とそれぞれ喜びを噛みしめる。
佐藤は「僕たちはどうなるんだろうね?これから。みんな忙しいから4人のスケジュールが合うのは奇跡なんですよ」とTENBLANKの今後について言及し、「もちろん一緒にいたい気持ちはあるんで、たまたま集まったりはしたときは、みなさんに何かお届けできる機会は引き続き探ってはいきますけど、これが最後のつもりでしっかり目に焼き付けて帰ってください」と呼びかけて前半にショートバージョンで披露されていた「約束のうた」のフルバージョンを披露。佐藤が3人にもマイクを向けて貴重な歌声を届けるシーンもあり、ドラマと現実が溶け合った奇跡の時間は、深い余韻を残して幕を下ろした。
エンディングの映像のラストには本編に出てきた氷川神社の絵馬に「神様 みんなと出逢わせてくれてありがとう」とメッセージが記されていた。
11月には、佐藤がTENBLANKを代表してアジア4都市(台北・ソウル・香港・バンコク)にて初のファンミーティングを行う予定で、自身としても初の海外公演となる。(modelpress編集部)
◆「TENBLANK from “Glass Heart” FAN MEETING feat. Takeru Satoh. Yu Miyazaki. Keita Machida. Jun Shison」セットリスト
M1. MATRIX
M2. 旋律と結晶
M3. 約束のうた
M4. シトラス
M5. Chasing Blurry Lines
M6. Glass Heart
EN1. 永遠前夜
EN2. 約束のうた (Full version)
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《モデルプレス》