38歳で出会った再婚相手。4年後、娘に「再婚したい」と切り出すものの、激しい拒絶にあってしまい…強行するか、待つか?母の判断は | NewsCafe

38歳で出会った再婚相手。4年後、娘に「再婚したい」と切り出すものの、激しい拒絶にあってしまい…強行するか、待つか?母の判断は

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38歳で出会った再婚相手。4年後、娘に「再婚したい」と切り出すものの、激しい拒絶にあってしまい…強行するか、待つか?母の判断は
38歳で出会った再婚相手。4年後、娘に「再婚したい」と切り出すものの、激しい拒絶にあってしまい…強行するか、待つか?母の判断は 全 1 枚 拡大写真

女性には、母、妻、女の三つの顔があるといいます。これらのバランスに正解があればもっと楽に生きられるのかもしれませんが、生きてみて初めて答えが分かるテーマかもしれません。

今回は、50代で娘を連れて再婚した青木千秋さんに、ご自身の体験を通じて感じた、女性としての幸せな生き方について話していただきました。

青木さんはジュエリー会社の社長という華やかな肩書をお持ちですが、その実は、母として、女性として悩みながら生きてきた、私たちと同じ、ひとりの女性です。

青木千秋さん 61歳(写真・右)
ジュエリーブランド『CAFERING』『No.』代表。51歳で再婚。還暦で夢だった新ブランドを立ち上げる。

38歳で今の夫に出会う。最初の印象は「年の離れたおじさん」

こんにちは、青木千秋です。私は51歳で再婚して、今年で61歳、結婚10年目になります。今の夫と出会ったのは、38歳のときでした。出会った場所は、仕事の勉強会。彼は私と同じジュエリー業界の大先輩です。

当時の彼の印象は「私の知らないことを教えてくれる、年の離れたおじさん」でした。彼は最初から私を気に入ってくれていたそうですが、私より14歳も年上だったこともあり、まさか将来結婚するとは思ってもいませんでした。

ただ、同じ業界にいることから会う機会が多く、イベントで一緒になることもしょっちゅう。その都度おいしいお店を教えてくれるなど面倒を見てくれる彼に対し、私は嫌な気持ちはせず、とても好意的に感じていました。

私は大阪、彼は京都の週末婚。娘も二人の関係を察していると思ったのに…

それから年月をかけて少しずつ彼と仲良くなり、娘が10歳になったころ、私たちは付き合い始めました。当時、私は大阪、彼は京都に住んでいたため、会うのは週末だけ。彼が毎週、私の家に来ていました。いわゆる“週末婚”です。彼がしょっちゅう家に遊びに来ていたことから、娘もきっと私たちの関係を察していると思っていました。

付き合い始めて4年が経ち、娘が14歳になったある日。思いきって娘に「彼と結婚しようと思うけど、どう思う?」と聞きました。すると娘は

「え!? なんで!? ふたり付き合ってるの!? うそ! おじいちゃん的な存在だと思ってたのに!」

と予想外の答えとともに、拒絶モードに入ってしまいました。娘にとって、私より14歳も年上の彼は仲良しのおじいちゃんであって、ママの恋人でも新しいパパでもなかったんです。娘の取り乱した姿を見て、私は娘への配慮が足りていなかったと反省しました。娘の気持ちを優先すると決め、娘が成人するまでは結婚を待つことにしました。

当時の私は、まだ40代前半。母であると同時に、女の部分も持ち合わせていました。「娘はまだ大人の世界がよく分からないから」と自分に言い聞かせれば、強引に再婚することもできたと思います。でも、長い人生で女にはいつでもなれるけれど、母として子どもを育てる期間は、娘が自立するまでの短期間だということに気付いたんです。今このとき、母でいられる時間を大切にしたい。そう思い、娘が成人になるのを待ちました。

娘が成人し、もう一度「結婚しようと思う」と言った。娘の答えは…

娘が成人するまでの間、私と彼は事実婚の状態が続きました。娘もいつしか結婚話を忘れ、毎週末、彼に会うことを楽しみにしていました。ときに家族で喧嘩もします。その時はギクシャクもしましたし、本当にこのままの関係でいいのかと悩んだりもしましたが、本当の家族と同じように過ごすには時間をかけて、いろいろな思い出をつくることも大切だと思っていました。

そして、娘が21歳になったとき、もうそろそろ承認を得られるだとろうと思い、改めて娘に「結婚しようと思う。名字はどちらでも選べるけれど、どちらがいい?」と聞くと、娘は「ママと同じ名字がいい」と答えてくれました。

きっと娘の中には複雑な気持ちがあったと思いますが、私の気持ちを大切に思ってくれる娘の成長を感じ、気が付けば涙がすうっとあふれていました。そして、「娘の気持ちを優先してよかった」と、心の底から思いました。

そして、私は51歳で籍を入れました。

つづき>>>「長い人生、いつでも女になれるけど、母として子どもを育てる期間は短い」13年待ち51歳で再婚した女性が掴んだ「思いがけない成功」

《OTONA SALONE》

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