山下美月、ベアトップドレス姿で登壇 北村匠海との食事シーン回顧「幸せってなんなんだろうなって」【愚か者の⾝分】
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モデルプレス/ent/movie
【写真】山下美月、ベアトップドレスで胸元披露
◆北村匠海、思い出の歌舞伎町で舞台挨拶
原作は⻄尾潤による同名⼩説(徳間⽂庫刊)。SNSを介して闇に堕ちた若者たちの葛藤と再⽣を描いた本作は、現代⽇本の“闇”と“希望”を真正⾯から描き出す衝撃作となっている。さらに本作は、第30回釜⼭国際映画祭コンペティション部⾨で、北村、林、綾野の3人が「The Best Actor Award(最優秀俳優賞)」を受賞。⽇本映画としての快挙で、国内外から大きな注⽬を集めている。
撮影の舞台となった歌舞伎町での舞台挨拶となったが、SNSで⼥性を装い、⾔葉巧みに⾝寄りのない男性たち相⼿に個⼈情報を引き出し、⼾籍売買を日々行うタクヤを演じた北村は「ここに立つ意味がこの映画にはあるなと思いますし、まさに僕は歌舞伎町でオールアップして、飲みに行ったり、ベロベロになって店から出てくるみたいな中で、スタッフに囲まれて『お疲れ様です!』ってやったんですけど、そういう思い出が蘇る場所だなと」と懐かしみつつ、「こんな場所でそんな大声で(お疲れ様ですと)叫ぶのは本当にやめてほしかったんですけど(笑)、この映画で過ごした時間を思い返せる感じがします」とコメント。完成してから公開まで長かったそうで、北村は「僕らは早く見てほしいという思いがフツフツとあったので、やっと届けられてよかったです」と笑顔を見せた。
一方、タクヤとマモル(林)とともに闇ビジネスに加担するパパ活女子・希沙良を演じた山下は「初めに希沙良が登場するシーンが歌舞伎町の大きなモニターの前だったんですけど、そこでエキストラさん含めてリハーサルを大久保公園をお借りしてやったりして、そこはそこでまた独特な雰囲気があったりして、早朝の歌舞伎町での撮影もあったので、ちょっとピリッとするような雰囲気というか、私も東京出身なんですけど、早朝の歌舞伎町ってなかなか行くことがないので、これがリアルなんだなって改めて実感しました」と回顧した。
◆北村匠海「サービスエリアが好き」
また、好きなシーンを聞かれ、タクヤが闇ビジネスの世界に⼊るきっかけとなった兄貴的存在の梶⾕を演じた綾野が、北村が演じるタクヤとのサービスエリアでのシーンを挙げると、北村は「僕もこの梶⾕とのシーンがすごく好きな時間でしたね。そもそもサービスエリアが好きというのもあるんですけど。サービスエリア飯だけを食べに行くという一人旅とかをやるタイプで、サービスエリアってすごく落ち着く場所なんです」とサービスエリア愛を告白して綾野らを笑わせた。
一方、山下は、タクヤとマモルが部屋でアジの煮付けを食べているシーンを挙げ「この映画は全編通してヒリヒリとした痛みみたいなものが続く時間が長いんですけど、この2人が一緒に食卓を囲んでいる風景で、私はすごく温かい雰囲気になって、幸せってなんなんだろうなって改めて考えた部分でもありました」としみじみと語り、「あと、北村さんがお料理がお得意ということを昨日知って、作るの上手だなって思いました(笑)」と吐露した。
これに、北村は「魚は今まで捌いたことがなかったので、この映画に入って最初のやったのが捌く練習だったので、非常に嬉しかったです」と声を弾ませ、今ではプライベートでも魚を捌いているそうで「アジを捌いたり、金目鯛を」と告白。山下も魚を捌けるか聞かれると「軽くは捌けます。でもこれを見てめちゃくちゃアジの煮付けを食べたくなったので、大戸屋とか行こうかなって(笑)」とコメントして会場の笑いを誘った。(modelpress編集部)
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