堺雅人&井川遥、オーディションで抜擢の共演俳優絶賛「心が洗われました」【平場の月】
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モデルプレス/ent/movie
【写真】堺雅人が絶賛した若手俳優
◆堺雅人&井川遥、撮影現場で“体操”
第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説を原作とする同作は、中学時代の同級生が時を経て再会し、離れていた歳月を埋めながら心を通わせるリアルで切ない大人のラブストーリー。イベントには、堺と井川のほか、椿鬼奴、中村ゆり、坂元愛登、一色香澄、吉瀬美智子、大森南朋、土井裕泰監督が登壇した。
井川は堺との共演の思い出について、「ロケからはじまって本当に寒くて2人で体操したりしました」とにっこり。井川の言葉を受け、堺は「すごく寒かったのですが、井川さんが色んな体操を教えてくれるんですよ。それが延々続くんですよ」と現場の様子を回顧。井川が「でも堺さんはすごいんですよ。数日経つと『見て、こんなに上がるようになった!』って」と明かすと、堺は「足が上がるようになったんですよ…何の話だ?」と軽快なトークで笑いを誘った。
◆堺雅人&井川遥、共演俳優を絶賛
完成した作品を観た感想を尋ねられると、堺は「この2人が特にいい」と主人公・青砥健将(堺)と青砥が想いを寄せていた須藤葉子(井川)の中学生時代役のオーディションで抜擢された坂元と一色を絶賛。「本当に若いっていいなと思いました」としみじみと付け加えた。
坂元は「プレッシャーもあったのですが、現場に入って香澄ちゃんが演じる須藤を見たときに、何も考えずにそこにいる須藤から感じることに集中するだけで自分の中の青砥ができあがっていく感覚がありました」と振り返り、「現場に入ってからは、ただただ須藤を追いかけていただけです」と告白。堺は「僕と同じ役をするというので、僕の出演作品をものすごく調べてくださって。言い回しとか。ものすごい準備したうえで現場で全部、止めたんだよね。すごいね」と坂元の俳優として作品に取り組む姿勢を絶賛した。
一方の一色は「私も愛登さんが全力で青砥を演じてらっしゃるのを受けて、私も須藤を演じられたなと思っていますので、私の方こそ感謝しています」とコメント。2人の話を聞いていた堺は「今のお二人のコメントで心が洗われました。僕も慢心せず、ちゃんと準備をして、共演者に集中して、邪心なくやらなきゃなと思いました」とジョークを交えてコメントした。
また、井川は自身の撮影が始まる前に、坂元と一色が演じる中学生時代の青砥と須藤の映像を見たことを振り返り、「瞳の動きひとつで感情の揺れのようなものを感じて、繊細さとか、須藤の強さとか、色んなものをもらって(撮影に)入れたなと感じました」と語っていた。(modelpress編集部)
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