
さんきゅう倉田です。35歳から受験勉強を始めて、東京大学を3回受験しました。中学受験もしなかったし、高校は推薦で、大学は内部進学で入ったのでほとんど勉強をしない半生でした。それでも頑張って東京大学に合格。みなさんのお子さんも努力の方向さえ間違えなければ、どこの大学でも受かるはずです。
今回は受験シーズンに合わせて、オトナサローネに寄せられた受験生や元受験生の親御さんからの質問を紹介します。
▶大学付属中ならでは!?親の悩みとは
親たちに大人気。大学付属中学への進学
◆読者からのご質問
「早稲田大学の附属校に入り、寮生活をしています。早稲田大学への推薦枠は全体の7割で、息子は推薦による進学を甘く見ているようです。中学から120人、高校からは120人入学してきますが、高校からの方が偏差値が高いです。また、生徒の7割が寮生活で、寮では自習時間が設けられていますが、根詰めて勉強しているようには見受けられません。附属校に特有の中弛みにどのように対処したら良いでしょうか」(恋生さん・52歳)
MARCHや早慶などブランド力が強い大学の附属中学は、中学受験でも人気で、入試もかなり難しいようである。
筆者の卒業した日本大学藤沢高校もいつのまにやら中学を設置している。数少ない共学の私立中学で、大学へのエスカレーターがあるので、需要がありそうだ。
早慶未満の偏差値の大学の付属中学に合格する学力があるのなら、高校3年くらいは必死に勉強してもっと偏差値の高い大学に行った方がよい。偏差値は靴のサイズであるから、在学していた中高の系列の大学に進学すると、多くの学生は学びや成長の機会が減るだろう。実際、日本大学に進学して、卒業し、社会に出てからそのことを強く感じた。
さて、ご質問のように中弛みに対して親はどうすべきなのだろうか。
▶東大には「親に言われて」勉強をした学生はいない
大学付属の中学で勉強をしなくなったら
まず、東大に通っていて思うが、中学に入ってから親に言われて勉強をした学生は見かけない。
勉強方法が分からない小学生と異なり、中高生は受験の成功体験を経て勉強方法を理解している。周囲がどれだけ勉強しているか、友人がどれだけ賢いかも理解しているだろう。そのような環境の中で、親ができることは限られている。
例えば、開成の友人は、高校一年で受けた模試の結果が全国平均より低かったことで自分の努力不足に気づき、学年1位の友人に勉強を教わって、現役で東大に合格した。
渋幕の友人はクラスにいた天才に感化されて熱心に勉強した。
日比谷高校の友人はもちろん中学の時は学年で1番だったが、高校に入って「やっぱりみんな頭良いんだ」と感じて、慢心することなく勉強を続けた。
彼らはたくさんの物事を知っていて、それでいて賢い。筆者は20も年上だが、困ったことがあれば相談するくらいである。
親ができること、それは塾に通わせ、勉強しやすい環境を提供することだけなのではないか。
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