
鏡の中の自分の姿を見て「老けたな。」と思い、頬を斜め上に引っ張ってみたり、顔を膨らませてみたり…。そんな経験はありませんか?
30代にして50代向けの化粧品を勧められるほどの老け肌だった筆者も、かつてそのひとりでした。今では美容医療なしで某化粧品会社の肌診断機で肌年齢マイナス14歳、市販の肌チェッカーでは肌年齢マイナス21歳と診断されるほどの巻き戻しを叶えました。
本テーマ4回目の今回は、オトナサローネライターの遠藤幸子が、続けていると心から老けると感じたやめて良かった美容を紹介します。
▶10年前は人に笑われるほどの老け肌だった
10年前は今よりずっと老けていた

現在48歳の筆者の肌悩みは、頬の一部や小鼻、眉間のあたりの開いた毛穴と頬骨沿ってうっすら広がっている肝斑、目の下のクマ程度で、肌にはうるおいとハリ、ツヤがあります。肌のトーンも明るく、ファンデの色が標準色よりも2、3段階明るいです。
ところが、10年以上前の老け肌だった頃は、頬いっぱいに広がるたるみ毛穴と目元と口元のひどいくすみ、肌のゴワつき、ほうれい線、フェイスラインのゆるみに、毎月生理前にできる吹き出物にも悩んでいました。
また、子どもの頃から根強い色黒コンプレックスを抱えていて、ファンデーションの色は夏だと日焼けしやすく、最も暗い色を購入したことさえあります。
それに加えて、顔の左右差にも悩んでいました。上の画像をご覧いただくとおわかりいただけるかと思いますが、左側のほうれい線が長く深く刻まれていて、今もまだ名残はあります。
▶老ける原因は、肌老化をすべて消し去りたくなる心にあった
続けていると心から老けると感じたやめて良かった美容、ナンバーワンは
(1)目標設定を高くしすぎる美容

ダイエットに例えるとわかりやすいと思いますが、代謝が落ちて女性ホルモンの恩恵が徐々に失われていく40・50代の人が1ヶ月に10kg痩せようと目標設定しても、叶えるのは至難の業と言えます。
現状を変えたいなら目標設定をすることは大切ですが、あまりに高すぎる目標設定をしてしまうと、肌も心も追い詰めてしまったり、すぐに挫折してしまったりする可能性があります。
筆者自身も肌悩みに目がいき、隠す美容に走ったことがありますが、どんどん気持ちが落ち込んでいきました。そこで、多少のゆるみやシミ、疲れたように感じられるくすみも一旦受け止めてみました。
そのうえで、無理なく共存できるラインを探り、年齢を重ねて刻まれるエイジングサインを緩やかにしていく方法にシフトするに至りました。
このほかに2つやめた美容があります。あてはまっている同年代の方が筆者以外にも多いように感じています。次回の記事で詳しく紹介します。
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