齋藤飛鳥&宮世琉弥&大沢たかおが声優キャストに『クスノキの番人』本ビジュアル&予告映像も | NewsCafe

齋藤飛鳥&宮世琉弥&大沢たかおが声優キャストに『クスノキの番人』本ビジュアル&予告映像も

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『クスノキの番人』©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会
『クスノキの番人』©東野圭吾/アニメ「クスノキの番人」製作委員会 全 14 枚 拡大写真
東野圭吾原作の同名小説(実業之日本社文庫刊)を初のアニメーション映画化した『クスノキの番人』の追加声優キャストとして齋藤飛鳥、宮世琉弥、大沢たかおの出演が決定。また本ビジュアルと予告映像が解禁された。

主人公・直井玲斗を長編アニメーション映画初主演となる高橋文哉、そして物語のカギを握る玲斗の叔母・柳澤千舟を天海祐希が演じることでも大きな話題となった本作。

この度、新たに出演が明らかとなった齋藤飛鳥は、家族に内緒でクスノキへ祈念に通う父親の秘密を探るため玲斗に協力を求める大学生・佐治優美役を演じる。今回が長編アニメーション映画で初声優となる齋藤は「声だけで想いを届けるという表現に向き合う日々は、とても新鮮で、今の自分にとってかけがえのない時間となりました」とコメント。

老舗和菓子メーカーの跡取り息子で神社に通うことになった大場壮貴役を演じるのは宮世琉弥。宮世は「声だけで感情を届けるお芝居の難しさもありましたが、大場壮貴という役と真っ直ぐに向き合うことで、多くの気づきや学びを得ることができたと思います」と、声優として参加した本作での手ごたえを明かした。

クスノキへ祈念に来る常連で、祈念以外にも家族に秘密にしている行動があり、物語に深くかかわる重要な人物・佐治寿明役には大沢たかおが決定。大沢は「一見するとごく普通の父親に見えるかもしれません。けれどその“普通"の中には、家族への深い想いや、言葉にしきれない葛藤が息づいていて、人間らしさがにじんでいる。きっと多くの方が、ご自身や大切な誰かを重ねて感じていただける人物だと思います」と役について語った。

そして、最新の予告映像が解禁。本映像では、「その木に祈れば願いが叶う」と言われる“クスノキ”の番人を命じられた玲斗が、家族に秘密にしながらクスノキの“祈念”に通う佐治寿明、そんな寿明の行動を不審に思いその秘密を探るためクスノキを訪れる寿明の娘・佐治優美、そして老舗和菓子メーカーの跡取り息子で家業継承のために“祈念”を行う大場壮貴ら、様々な理由でクスノキのもとを訪れる人々に翻弄されながら、クスノキに隠された謎に迫っていく様子が描かれている。

クスノキの秘密とは。玲斗にクスノキの番人を命じた叔母・千舟が放つ「祈念とは、人の願いを叶えることではありません」というセリフが意味することとは?

ミステリアスな展開に、圧倒的なクスノキの存在、灯るろうそく、月夜の光など壮大さと美しさを兼ね備えた映像がさらに観る者の心を躍らせる予告映像となっている。

併せて本ビジュアルも到着。クスノキの番人を命じられた玲斗と、番人を命じた叔母・千舟の奥に、満月の下その幹に光を宿し神秘的なたたずまいを見せるクスノキが描かれた、月とクスノキに関係性を感じるデザインとなってる。

またクスノキのもとには、それぞれ何かの理由をもってクスノキに訪れる寿明、優美、壮貴の姿が描かれている。繊細なタッチでみごとに描かれたクスノキの世界観に、物語の行く末に思いを巡らせたくなるような力を持ったビジュアルに仕上がった。

また、音楽を菅野祐悟が担当することも発表された。菅野は東野圭吾原作「ガリレオ」シリーズや連続テレビ小説「半分、青い。」をはじめ、数々の作品に携わってきた人気音楽家。映画オリジナルサウンドトラックの発売も決定し、発売は映画公開日の1月30日を予定している。

さらに、特製しおり型ムビチケカードの発売も決定。定型サイズより縦に長いしおり型のムビチケとなっており、小説やノートにも挟んで使用できるよう切り込みが入った仕様となっている。発売は11月21日(金)より一部劇場を除く各上映劇場と通販サイトにて開始される。

コメント全文
齋藤飛鳥(佐治優美役)
声優としての出演は初めてでしたが、声だけで想いを届けるという表現に向き合う日々は、とても新鮮で、今の自分にとってかけがえのない時間となりました。アフレコでは、伊藤監督からさまざまなディレクションをいただきながら、少しずつ役との距離を縮めていけたように思います。

私が演じる佐治優美は、明るくまっすぐで、人との距離を自然に縮められるような、柔らかさのある女の子です。最初はその元気な一面が印象に残りましたが、演じていくうちに、その胸の奥にある、大切な人を思いやるやさしさに触れていきました。彼女が家族とどう向き合っていくのか。その関係性の変化にもぜひ注目していただけたら嬉しいです。

物語の中で描かれる「祈る」という行為には、深い意味が込められていると思います。誰かのために祈り、その想いが確かに届くということに、シンプルでありながら、とても力強いメッセージを感じました。この作品に込められた“祈り”が、観てくださる方の心にも届くことを願っています。

宮世琉弥(大場壮貴役)
原作小説を読み終えたとき、「本当にこの世界にクスノキがあったらいいのに」と心から思いました。声だけで感情を届けるお芝居の難しさもありましたが、大場壮貴という役と真っ直ぐに向き合うことで、多くの気づきや学びを得ることができたと思います。

壮貴は、期待や責任に押しつぶされそうになりながらも、自分の進む道を探して懸命にもがく青年です。彼の繊細な心の動きに触れるたび、自然と自分の中にも似た思いが湧き上がってきて、役との距離が少しずつ近づいていくのを感じました。

作品のイメージから「難しそう」と感じる方もいるかもしれませんが、小さなお子さんでも楽しんでいただける作品になっていると思います。誰かの記憶や気持ちが、今を生きる人へとそっと手渡されていく──そのあたたかさを、スクリーンを通して感じていただけたら嬉しいです。

大沢たかお(佐治寿明役)
『クスノキの番人』は何気ない日常に宿る感情や、人と人との関係性が丁寧に紡がれていく作品です。そんな物語の一端を、役者として担えることを心から光栄に思います。

佐治寿明は、一見するとごく普通の父親に見えるかもしれません。けれどその"普通"の中には、家族への深い想いや、言葉にしきれない葛藤が息づいていて、人間らしさがにじんでいる。きっと多くの方が、ご自身や大切な誰かを重ねて感じていただける人物だと思います。

原作には大人の視点が丁寧に描かれており、そのまなざしがアニメにもきちんと反映されています。誰かに想いを託すこと、これまでに受け取ってきたものを静かに振り返ること──そうしたテーマが、そっと心に響いていく。どの世代の方にもすっと寄り添ってくれるような懐の深さも、この作品の大きな魅力だと思います。

『クスノキの番人』は2026年1月30日(金)より全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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