インフルエンザ流行警報、首都圏・東北で猛威…前週1.7倍増
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第46週(11月10日~16日)の定点あたり報告数は全国平均で37.73人。2024年同期の報告数1.88と比較すると、大幅に上回る水準で推移している。都道府県別では、「宮城県」80.02人がもっとも多く、「埼玉県」70.01人、「福島県」58.54人、「岩手県」55.90人、「神奈川県」55.12人、「秋田県」54.60人、「千葉県」53.47人、「群馬県」52.16人と続いた。沖縄県を除く46都道府県で前週より増加。全国的に感染が広がっているようすがうかがえる。
感染拡大にともない、全国の保育所や幼稚園、小・中・高校では、学級閉鎖などが増加している。第46週の報告数は、休校148件、学年閉鎖1,361件、学級閉鎖4,726件の計6,235件で、前週比1.7倍にのぼった。
全国の休業施設の施設別内訳は、保育所75、幼稚園296、小学校3,830、中学校1,352、高等学校595、そのほか87で計6,235施設が休業している。
インフルエンザの予防、拡大防止のために、引き続き、こまめな手洗い、手指消毒、咳エチケットなど基本的な感染予防策が望まれる。気温の低下が著しい11月、体調管理に十分に気をつけ、感染が疑われる場合には早めに医療機関を受診してほしい。
《宮内みりる》
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