
休むことは自分を大切にすること。家事、仕事、人付き合い…。休みたいのにうまく休めない…。
ワーカホリックで休み下手だった著者のリアルな体験から生まれた、休む罪悪感を消して明日を軽やかにする60のヒント集。
監修は精神科医・名越康文氏。かわいいネコたちの4コマ+エッセイには心を軽やか&ラクにする休み方のヒントが満載です。
※本稿は書籍『ニャンだかラクになる休み方』(Jam:著、精神科医・名越康文:監修)から一部抜粋・編集しました。
外出したいけど引き籠ってしまう

家にいたい気持ちを優先した日と言い換える
外に出たいけど、なんとなく準備が面倒だったり、疲れていたりで、一日を家で過ごしてしまう。そんなときは「どうしてそんなに外出したいのか?」と、考えてみてください。
例えば、人と約束があったり仕事であったり、どうしても用事があるときは、病気などの事情でもなければ、外に出たくなくても外出していると思います。
おそらく、外に出たいのに引き籠ってしまう日は、内心はそこまで外に出たくないか、家にいたい気持ちが勝ってしまってるんです。休日は家にばかりいてはいけないとか、外で何かしなくちゃとか、そういう理由で外出したいだけなんです。本心が「家にいたい」なら、勝てるわけがありません。それを「外出したいのに引き籠ってしまった」と考えれば、「私はダメだな」って、ネガティブになってしまうと思うんです。
「病は気から」みたいに、心の持ち方が体調を左右することもあります。
今日から「外出したいのに引き籠った日」ではなく、「家にいたい気持ちを優先した日」に言い換えてみてはどうでしょう? そのほうが、時間を有意義に使えると思います。
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