INI尾崎匠海、フジドラマ出演決定で本格的なピアノ伴奏初挑戦 グループが心の支えに「僕はダメなところもいっぱいある」【「ドビュッシーが弾けるまで」モデルプレスインタビュー】
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【写真】INI尾崎匠海、フジドラマ初出演決定
◆ドラマ「ドビュッシーが弾けるまで」
人生に立ち止まったままのふたり―最愛の妻の死でふさぎ込む男・渡会喜一郎(國村隼)と、ピアノの才能を持ちながら夢を諦めた青年・佐々木匠(尾崎)。世代も性格も異なる二人の男は、ひょんなことから始まったピアノのレッスンを通して心を通わせ、止まっていた人生の時間を再び動かしていく。美しい『月の光』の旋律をめぐる交流と、ウィスキーを飲み交わす時間を通じて、二人はそれぞれの過去や傷と向き合い、やがて未来への一歩を踏み出していく、喪失から再生を描いたヒューマンドラマ。人生に行き詰まり、時間が止まっているような感覚、焦り、悩み。喪失や孤独感。そんな悩める日々にそっと寄り添う、お酒と音楽がつくる尊い時間を描く。
尾崎が演じる佐々木匠はレストランのウェイターで、ピアノを弾く青年。演奏はプロ級だが、とある出来事をきっかけに音大進学を断念し、夢に蓋をしたまま過ごしている。喜一郎のピアノ指導を通じて、再び音楽への情熱を取り戻し、ピアノのレッスンを通した世代を超えた喜一郎との交流により、自身の夢を追う勇気を得る。
◆尾崎匠海、出演オファーの理由は?
― 今回のご出演のきっかけから教えてください。
尾崎:オファーを頂いて出演することになったのですが、鈴木康平プロデューサーからは、匠は夢を追っているけど諦めている、でも僕(尾崎)は夢を追いかけていて、今叶えている真っ最中…という「夢を追いかけている若者像」がリンクするとお話しいただきました。実際の僕が26歳なので、夢はあるけどいろいろな環境が理由で追うことはできないという方が周りにもいるんです。そういった部分はすごく重なる部分がありました。
― 國村さんとは初めての共演ですが、印象はいかがでしょうか?
尾崎:いろいろな作品で拝見させていただいたときは、結構…怖いイメージもあったので「どういう人かな?」と探りながら本読みをしました。ですが、國村さんから馴染みのある関西弁が聞こえてきて、僕も大阪出身なので仲良くなれるんじゃないかな?と思っています!あとは、本読みの段階から演技の引き出しがすごくて圧倒されて、勉強できることもたくさんあったので、全部吸収するつもりで撮影に挑めたらなとは思ってます。
◆尾崎匠海「前に出るタイプではない」役柄に共感
― 今回の役柄の「匠」とは同じ名前で年齢も近いですが、共通点を挙げるとすると?
尾崎:匠はめちゃくちゃ前に出るタイプではない気がしているので、「俺なんて…」と思ってしまう部分があるところでしょうか。あとは、やっぱり年齢が近いので分かってあげられる部分はたくさんありました。
― 反対に、ご自身とは違うと感じる部分はありますか?
尾崎:匠は料理がうまいんですが、僕は料理がうまくない(笑)。たまにズボラな“男飯”を作ることはありますが、そこは匠のスペックの高さとの違いでしょうか。僕は鶏肉とかを焼いて、ご飯を炊いて塩と胡椒だけで食べる…みたいなシンプルな料理が多いです。でも、ちゃんと作るとしたら、餃子やハンバーグも作れますよ!
◆尾崎匠海、ピアノ伴奏シーンで苦労
― 匠はピアノが上手という背景もありますよね。練習もされているのでしょうか?
尾崎:実際に弾くシーンがいくつかあるんですが、やっぱり難しいです。軽くコードで弾いたことはありましたが、本格的なピアノは今回が初めて。(INIの)練習が終わってから夜の時間を使ってやらないといけない状況なのですが、弾き方、姿勢…と気にすることが多いので、ピアノは本当に繊細なものだと感じました。
― 喜一郎と匠の関係性でグッときたシーンは?
尾崎:喜一郎さんがある挑戦をしようとするけど緊張でためらってしまう…という場面で匠が鼓舞するシーンがすごく印象に残っています。匠は喜一郎さんと出会うまでは時間が止まっているような感覚でいたのに、出会ったことをきっかけに夢を目指すマインドになっていって…。あのシーンは台本を読んでいて心にも来ましたし、挑戦をすることはすごく大変なことですが、相手とぶつかることもすごく大事なんじゃないかな、と思わせてくれるようなシーンだと思いました。
◆尾崎匠海、INIが心の支えに「僕はダメなところもいっぱいある」
― 今年のINIさんはメンバーそれぞれの活動も充実していたと思いますが、改めてグループとはどのような存在でしょうか?
尾崎:みんなで助け合ってやっているんだな、ということは強く感じます。僕はラップができないし、頭も良くないし、ダメなところもいっぱいあるんですが、そういうのを補い合っているのがやっぱりグループ。ソロでお芝居のお仕事をしているときにグループ活動が心の支えになっていると考えることも多いです。
あとは、挑戦してくれているメンバーがいるとすごく頑張れるんです。例えば、作詞・作曲とかバラエティー番組、西(洸人)くんはDJ…などいろいろな活動がありますが、そういう姿を見ているとすごく頑張れます。それが力になっている気がします。
◆尾崎匠海の夢を叶える秘訣
― 今回の作品は喜一郎と匠が出会うことでお互いの止まっていた時間が動き出すストーリーが描かれますが、2人と同じように夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて、尾崎さんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。
尾崎:今回のテーマでもありますが、年齢などが壁となってどうしても叶えられない夢というものは誰にもあると思います。でも、少しの好奇心がきっかけとなった夢を、年齢などは考えずにやってみることが叶える秘訣でしょうか。あとは言葉にすること。友達やいろいろな場面で話すことで自分にもプレッシャーがかかって、勝手に夢に近づけると思うんです。
― プレッシャーになることが怖いと感じることはありませんか?
尾崎:絶対にあんまり考えすぎない方がいいです!これも結構ポイントで、ある漫画で「知識がない方が幸せに生きられる」と読んだんですよ。大人になると「これをしたら○○が起きる」など、嫌なことがなんとなく想像付いてしまいますが、子供の頃はそういう考えがなかったから挑戦することができたと思うんです。一旦、その予備知識みたいなものを忘れてとりあえずやり続ける。もちろんプレッシャーを感じることもあるかもしれませんが、そうすることで感じづらくなると思います。過去の僕は若かったこともあって、がむしゃらにできたんですが、年齢を重ねると考えてしまうことが多くなるので、無知でいることはすごく大事な要素だと思います。
― 最後にドラマの見どころをお願いします。
尾崎:1つでも2つでもいいので何かを始めるきっかけになるように演じたいです。今僕は26歳ですが、周りで挑戦できていない人の方が多くて。そういうふうに、大人になってから挑戦を諦めてしまっている人たちにこの作品を通して伝えられればいいな、と思っています。
― ありがとうございました。
◆尾崎匠海インタビューこぼれ話
【「年の離れた友人」「お酒」「音楽」…といったキーワードが軸になっている作品ですが、それぞれの言葉から思い浮かべるものは?】
尾崎:音楽はなんと言っても日常にあるもので、ずっと支えられています。お酒で言うと、ウイスキーは結構いろいろなものを飲んでいて、今回のドラマに登場するものも飲んだことがありますし、友達と飲むことも多いです。
(modelpress編集部)
◆尾崎匠海プロフィール
生年月日:1999年6月14日
血液型:O
出身:大阪府
身長:173
2021年にサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生したグローバルボーイズグループINIとしてデビュー。2025年9月に2度目の単独ドーム公演をバンテリンドームナゴヤで開催。カンテレ・BSフジ「コンビニ★ヒーローズ ~あなたのSOSいただきました!!~」(2022)でドラマ初出演。テレビ朝日系「月読くんの禁断お夜食」(2023)、カンテレ・フジテレビ系「アンメット ある脳外科医の日記」(2024)、TBS系「ライオンの隠れ家」(2024)への出演歴がある。
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》


