【高校受験2026】愛知県公立高、特色選抜の定員1,697人程度

　愛知県教育委員会は2025年11月28日、2026年度（令和8年度）愛知県公立高等学校入学者選抜（全日制課程）における特色選抜の定員を公表した。特色選抜の定員は、実施76校1校舎で合計1,697人程度。特色選抜の面接および入学検査は2026年2月5日に実施する（2月6日も実施の場合あり）。

　愛知県の公立高等学校入学者選抜（全日制課程）では、2023年度より高校や学科の特色を生かした選抜として「特色選抜」を実施している。特色選抜は、専門学科や総合学科、コースを設置するなど特色ある教育課程を有する普通科および地域に根差した教育活動を行っている高校のうち、一部の高校・学科において実施する。

　2026年度に特色選抜を実施するのは、76校1校舎113学科。新たに、豊田東（総合）、足助（観光）、時習館（普通）、名古屋市立向陽（国際科学）、名古屋市立桜台（ファッション文化）の5校5学科が特色選抜を導入。愛西工科（工業）、豊田西（普通）、碧南工科（工業）、豊橋商業（商業）の4校4学科が2026年度から特色選抜を実施しないとしている。

　入学検査は実施校すべてで面接を課すほか、作文（400字または600字）、基礎学力検査、プレゼンテーション、特別検査（実技試験）のうちの1つを実施する。検査内容ごとの実施校数は、作文（400字）が11校1校舎17学科、作文（600字）が1校1学科、基礎学力検査が40校63学科、プレゼンテーションが25校30学科、特別検査（実技試験）が2校2学科。

　定員は各高校・学科の募集人員の20％程度までを上限として、各高校が定める。おもな学校・学科の特色選抜の定員と検査内容は、岡崎（普通）5人・プレゼンテーション、刈谷（普通）10人・プレゼンテーション、半田（普通）5人・プレゼンテーション、岡崎北（理数）4人・プレゼンテーション、小坂井（普通）10人・作文（600字）、中村（普通）16人・基礎学力検査など。

　2026年度の選抜日程は、推薦選抜と特色選抜が2026年1月26日から2月2日まで出願を受け付け、2月5日（6日にも実施する場合あり）に面接などを実施。2月9日に合格発表を行う。一般選抜は2月6日から2月16日に出願、2月17日に志願変更を受付。学力検査は2月25日、面接等はAグループが2月26日、Bグループが2月27日に実施する。合格発表は3月10日。