香港を拠点にする殺し屋No.4(ジェフリー・ガイ)に、1億円の大仕事の依頼が舞い込む。日本に出張して、熊谷というヤクザを消せというのだ。首尾よくミッションを成功させたNo.4の前に、依頼主だと名乗る雲(南沙良)が現れる。雲は熊谷の一味に弟を殺されており、あと3人の仇も殺してほしいという。
しかし殺しの代金、1億円の半分しか払っておらず、これ以上支払うお金はない。殺し屋組織は雲に72時間の猶予を与えて、残金5千万円の返済を迫る。雲の見張り役を命じられたNo.4は、雲と相棒の少年ボス(森優理斗)と協力して、仇であるヤクザたちから現金を強奪する計画を立てるが――。
本作は、プロの殺し屋と復讐に燃える少女、家族を無惨に殺された過去を持つ2人が、殺し屋と依頼人として出会い、言葉が通じない中、次第に奇妙な絆を深め、殺しの技の師匠と弟子として信頼で結ばれたバディとなり強大な敵に挑んでいく、新時代を切り拓くスタイリッシュなアクション映画。坂本浩一が、銃撃戦から日本刀を使った斬り合いまで、迫真のアクションシーンを作り上げ、阪元裕吾が脚本監修として参加し、ライツキューブの鈴木祐介がプロデューサーを務めた。そして、香港で俳優としても活動するリョン・コイインが、本作で監督デビューを果たした。
殺し屋No.4役のジェフリー・ガイは「今作のアクションシーンは坂本浩一さんが手がけており、香港と日本の格闘スタイルを組み合わせた独自の表現になっています。日本の皆さんにも、この両国が融合したスタイルに魅力を感じていただけると嬉しいです」とメッセージ。
3日間で殺し屋のスキルを習得していくヒロイン・雲役の南沙良は「自分にとって初めての挑戦が多い作品でした。緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じながらお芝居に向き合うことができました」とふり返り、「日本での公開が決定し、皆さんにこの物語を観ていただけることが本当に嬉しいです」と日本公開決定を喜んだ。また本作には、殺し屋組織を率いる頭目“尊者”役で竹中直人、表の顔はオモチャ屋/裏の顔は武器商人の坂本役で斎藤工、復讐のターゲットとなる裏社会の野心家・悠人役で遠藤雄弥、その部下・藤原役で草川拓弥、雲の弟・光役で和田庵、雲の相棒となる少年・ボス役で子役・森優理斗も出演する。
コメント全文ジェフリー・ガイ
こんにちは。映画『殺手#4』(キラー・ナンバー4)で主人公の“No.4”を演じました、香港出身のジェフリー・ガイです。“No.4”というキャラクターは、無愛想で、闘争心が強い、プロの暗殺者です。今作のアクションシーンは坂本浩一さんが手がけており、香港と日本の格闘スタイルを組み合わせた独自の表現になっています。日本の皆さんにも、この両国が融合したスタイルに魅力を感じていただけると嬉しいです。日本公開時に、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
南沙良
今回の作品は、自分にとって初めての挑戦が多い作品でした。
緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じながらお芝居に向き合うことができました。
雲は天真爛漫で可愛らしい一面もあり、演じていてとても新鮮な気持ちになりました。
そして、雲のまっすぐな想い、そして NO.4 の存在に何度も心を動かされました。
撮影現場では言葉の壁もあり大変な場面もありましたが、その分この作品を大切に届けたいという気持ちが強くなったように思います。
そして今回、日本での公開が決定し、皆さんにこの物語を観ていただけることが本当に嬉しいです。
私自身が撮影中に感じた温度や感情が、スクリーンを通して少しでも伝わったら幸せです。
この映画が多くの方の心に届きますように。
『殺手#4』は2026年春、全国にて公開予定。



