世界の都市総合力ランキング…東京2位、初のNY超え
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GPCI(Global Power City Index) は、世界の主要都市の「総合力(魅力)」を評価・比較するランキング。経済、研究・開発、文化・交流、居住、環境、交通・アクセスの6分野で評価し、順位付けしている。
総合順位は、1位「ロンドン」、2位「東京」、3位「ニューヨーク」、4位「パリ」、5位「シンガポール」、6位「ソウル」、7位「アムステルダム」、8位「上海」、9位「ドバイ」、10位「ベルリン」。
ロンドンは14年連続で首位を堅持した。2016年から9年連続で3位だった東京は、経済分野の順位が低下する中でも、居住分野で1位、文化・交流分野で初の2位、環境分野で7位に上昇するなどスコアを大きく伸ばし、GPCIの調査開始以来初めて、ニューヨークを超えた。一方、ニューヨークは全都市の中で、もっともスコアの下落幅が大きく、2012年から維持してきた2位の座を明け渡す結果となった。
4位のパリもスコアをさらに伸ばし、ニューヨークとの差を縮めている。5位のシンガポールは安定した推移を示す一方、6位ソウルがその背後に迫る。上海はドバイとベルリンを上回って初めて8位にランクインした。
GPCIは、森記念財団 都市戦略研究所が2008年から毎年発表。順位だけでなく、ランキングの構成要素を分析することで、変わりつつある世界の中で、各都市がどのような強みや弱み、課題を有しているのかを詳細に把握することができる。
◆世界の都市総合力ランキング
1位「ロンドン」
2位「東京」
3位「ニューヨーク」
4位「パリ」
5位「シンガポール」
6位「ソウル」
7位「アムステルダム」
8位「上海」
9位「ドバイ」
10位「ベルリン」
《川端珠紀》
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