當真あみ"希代子"&中島セナ"朱里"、名もなき感情の片鱗映し出す『終点のあの子』本予告&本ポスター 公開日は1月23日に | NewsCafe

當真あみ"希代子"&中島セナ"朱里"、名もなき感情の片鱗映し出す『終点のあの子』本予告&本ポスター 公開日は1月23日に

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『終点のあの子』©2026「終点のあの子」製作委員会
『終点のあの子』©2026「終点のあの子」製作委員会 全 7 枚 拡大写真
柚木麻子のデビュー作を映画化した『終点のあの子』の公開日が2026年1月23日(金)に決定。本ポスタービジュアルと本予告が解禁された。

ゆらぎやすい女子高生の友情と複雑な心情を描き、その繊細な心理描写が各メディアで絶賛された柚木麻子の同名小説(文春文庫)を映画化した本作。主人公2人の希代子と朱里を演じるのは、注目の若手俳優、當真あみと中島セナ。そして、希代子と朱里の同級生、奈津子と恭子に扮するのは、平澤宏々路、南琴奈。さらに、希代子の先輩で、美大生の瑠璃子を演じるのは、深川麻衣。希代子の母・美恵子を石田ひかりが演じる。監督は、『好きでもないくせに』(2016)や『愛の病』(2018)の吉田浩太が務める。

この度解禁された新たなポスタービジュアルには、主演の當真あみと中島セナがそれぞれ扮する希代子と朱里、朱里は希代子を見つめ、一方の希代子はどこかしら違う方向を見ている姿が捉えられている。

添えられたコピーは、この二人に関わらず、誰しもが10代の頃に思ったことであろう気持ち「特別な存在になりたい」。その淡く切実な願いを胸に、今自分が住んでいる世界で自分らしく/自分を肯定できることを模索する希代子の佇まいは、花びらが風に触れた瞬間のように可憐で儚い。だが、その澄んだ瞳の奥には、かすかな翳りとなって自信の欠片の揺らぎと幼い弱さがそっと沈んでいる。

そして、希代子が憧れ続ける朱里は、知の静謐と大人びた気高さを纏い、孤高の星のように凛と佇んでいる。その真っ直ぐな眼差しの奥には、強さと共に、触れればかたちを変えてしまいそうな寂しさと、深い憂いの影が淡く揺れている。二人の瞳に宿るまだ名もない感情が見て取れるビジュアルとなっている。

併せて解禁となった本予告映像には、いつもと変わらない日常を過ごしていた希代子と、そんな希代子の前に突如として現れた青い服を着た転校生の朱里の姿が。そして、自由奔放でほかのクラスメイトとは異なる雰囲気をまとった朱里に惹かれ、徐々に行動を共にするようになった希代子の世界は、眩しいほどに明るく輝き出す様が映し出されるのもつかの間、あることがきっかけでそれが瓦解していく。

希代子と朱里の間に一体何が起こったのか…。人生で二度と訪れない思春期の煌めきと残酷さを感じさせる本予告となっている。

『終点のあの子』は2026年1月23日(金)より、テアトル新宿、グランドシネマサンシャイン池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。

《シネマカフェ編集部》

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