
仕事だけでなく、家事に介護に育児に地域にと、それぞれがそれぞれの立場で多忙な日々を送るオトナサローネ執筆陣。彼女ら&彼らが各自の目線で今年「買ってよかったもの&行ってよかった場所」を語る、2025年ベストバイ&ベストプレイスです。
2025年に買ってよかったもの、行ってよかったこととして「更年期で落ち込みがちな私の肌と心と自信を底上げした5選」を挙げてくださった力武亜矢さんは、ビジネス、インタビュー中心に活躍するライターさん兼、現役ハードロックヴォーカリスト(RICKEY名義で活動中)。

【2025ベストバイ&ベストプレイス】
「私、まだイケる!」更年期を感じ始めて7年目の私に、自信を与えてくれた物&場所5選
更年期を感じ始めて7年目のフリーランスライター、力武亜矢(りきたけ・あや)です。2025年は閉経が近くなったせいか、ボディーラインや肌質の変化を特に感じる年でした。
そんな中、「私、まだイケる!」と、肌と心に自信を与えてくれた物、場所5選を紹介します。
1.「うそ! “たわし” で体を洗って大丈夫?」と思ったら、想定外の気持ちよさが待っていた!
最初は、こちら。

Body Tawashi /亀の子束子西尾商店
BodyTawashi サイザル麻 | ボディケア – 亀の子束子公式オンラインストア
「たわし」です。
あの『亀の子たわし』のメーカーから発売された、ボディ用たわし。亀の子たわしといえば、鉄鍋をガシガシ洗う硬い毛のアレをイメージする私にとって、ボディ用の亀の子たわしが登場したと聞いて、実はちょっと恐怖を覚えました。
「ボディ用たわしはこの世にないわけじゃない。でも、亀の子たわしとなると話は別。もしもアレで、新品カチカチ毛の亀の子たわしで体を洗ったら痛いんじゃ……」
でも、気になったら試してみるのがライターの性。ええ。もちろん取り寄せましたよ。

左:ハンドル付ボディたわし、右:ボディたわし、下:かかと用たわし
可愛い♪ ドーナツみたい。
背中など手が届かない場所用のハンドル付きタイプと、かかと用のミニサイズも入手しました。
触ってみると、我が家にある定番の亀の子たわしより、毛が柔らかい感じがします。
メーカーサイトによると、ボディ用はサイザル麻という柔らかめの植物で作っているそう。(かかと用はパーム)
「これなら痛くなさそう」そう確信した私。まずは、肌が強そうな背中からトライしてみると……
「ふわああああああ!いた気持ちいいーーーーーーーーーっ!」
ふだん柔らかい綿のボディタオルを使っている私には、独特の摩擦がいた気持ちいい!
でも、痛くはないんです。不思議。
痒いところにピンポイントで当てられるのもgood。
体をこすっているうちに、心なしかポカポカしてきて、元気になります。
これを毎日続けたら、目指している「健康的なハリ肌」に近づくんじゃないか。本気でそう思えるアイテムです。
2.とぅるんとぅるん肌とはこのこと! オーシャンフロントの露天温泉
美肌つながりでもう一つ、皆さんに話したい場所があります。
それは、静岡県の西伊豆にある崖の上の温泉旅館「海辺のかくれ湯 清流」の温泉です。

この宿、入口から見ると平屋なのに、館内図を見ると5階建て。
どういうことかと思ったら、なんと崖に沿って、海へ向かって階が下がっていくんです。そのおかげで、部屋は超オーシャンフロント!私が宿泊した2階からだと、上から見下ろすでもなく、ほぼ真正面に堂ヶ島を眺めることができます。

それだけでもスペシャル体験ですが、何より感激したのが温泉の湯。

*露天風呂の写真は掲載許可を取っています
温泉に入っている間はもちろん、上がってからの肌のとぅるんとぅるん感がはんぱない!!
ツルツルはもちろん、うるおいもキープされているから、とぅるんとぅるんのほうがしっくりきます。「本当に私の肌?」と疑うほどです。
さらに、このお湯で洗った髪も、翌日までとぅるんとぅるん♪ まるで、サロンでリッチなトリートメントをした直後みたいな手触りです。
毎日このお湯につかれば、すごい美肌になりそう。
「ここに住みたい」とちょっとだけ本気で思いました。
お湯の見た目は無色透明で臭いも感じないタイプ。アルカリ性単純温泉とのことでした。
古くからある旅館で建物は古いですが、そもそも国内でロケーション一等地にある旅館は老舗が多いので、館内の清潔感があればじゅうぶんだと、個人的には思っています。
3.2025年私的リピートNo.1!蒸し野菜ランチで体も心もヘルシーに♪
健康のためにも肌のためにもできるだけたくさん野菜を食べたいと思いながら、サラダボウルだけだとすぐにお腹がすいてしまう私。
そんな私が今年出合った、お腹いっぱいになる蒸し野菜ランチがこちら。

季節の蒸し野菜と宮崎名物のチキン南蛮がセットになったお得なランチ『あや定食 1200円(2025年12月現在)』。2025年いちばんリピートしました!

季節の野菜を少しずつたくさん味わえて、彩りもきれい♪そもそも素材の味がしっかりしているので、何もつけずに食べてもおいしいです。
お店自慢のチキン南蛮がまたおいしい!このチキン南蛮のおかげで、お腹いっぱいになれるのです。
チキン南蛮に背徳感を覚えつつ、蒸し野菜と小鉢の野菜も摂っているいるからゼロカロリー。……なわけないですけど、そう思って気持ちよくいただいています。
4.「このまま老けていくのかな」と落ち込んでいた私に自信をくれたミストスプレー

2025年は、肌の衰えを例年より感じずにはいられませんでした。めまいやホットフラッシュなど、更年期と思われる症状をたくさん感じた1年だったので、その影響もあったかもしれません。
9月には食べ物のウイルス感染による急性肝炎にかかり、1カ月半ほどぐったりして過ごしました。その間はスキンケアをする気力がなく、肌は乾燥でカピカピ。鏡に映る老けた顔を見て心の病気になりそうでした。
「このまま老いていくのかな……」
と落ち込んでいた私に「だいじょうぶ、また健康的な肌でいられるよ」と思わせてくれたのが、「MTメタトロン MT リペア グロウ ミスト」でした。
以前、OTONASALONEで取材した女性経営者、板橋理恵さんが手がけるコスメブランドの商品で、取材した時に発売の話を聞いていたので、発売してすぐ、松屋銀座のポップアップショップで購入しました。
帰宅後、乾いた肌にさっそくシュッとスプレー。すると……
ミストが水滴じゃなくて霧!いや、霞!超微細!
肌にふわっと乗っかって、溶けるように肌に吸い込まれていきます。
この粒子の細かさは、私の知る中では最小な気がします。
ミストは水ではなく、美容成分たっぷりの化粧水。肌に着地した瞬間からうるおいが増した感覚があり、これまでウォータースプレーで保湿していた私には感動の感触です。
飛行機に持ち込める容量なのも助かります♪
自分の老けっぷりに落ち込んでいた気持ちに自信をくれた、感謝のコスメです。

霞のようなミストを見せたくてスプレーシーンを撮影するも、粒子が細かすぎて映りませんでした
5.グラノーラを手作りするツワモノに出会った2025年。フルーツ酵素で焼き上げた自然な甘さのグラノーラがおいしくて悶絶

左:フルーツ酵素グラノーラ 右:フルーツ酵素ロシェショコラ
2025年、これまで食べたグラノーラの中でも群を抜いておいしい逸品に出合いました。
それは、友達のバースデーパーティーでのこと。
お料理のケータリングサービスに来た東京・吉祥寺のMitsuba caféさんが、「おやつにどうぞ」と出してくれたのが、フルーツ酵素で甘く焼き上げた手作りグラノーラでした。
サービスで持ってきたとのことで、透明保存袋に無造作に入っていたため、失礼ながら最初は特別な感情を抱きませんでした。その後、ガラスの器に取り出してくださったのでなにげなく口にしたら、びっくり!悶絶!
「なんですかこれは!?」
と二度見しながら絶叫するおいしさ!オートミールやナッツの味と自然に絡み合う甘味。こんな本気のグラノーラ、私はこれまで口にしたことがありません。
聞くと、フルーツ酵素を使うことで、砂糖をほとんど使わずに甘さが出せるそうなのです。それを聞いたからじゃないですけど、たしかに自然でヘルシーな甘さなんです。
私、甘すぎるグラノーラが苦手で、かといってオートミール100%だと味気なくて食べられないワガママ舌なので、このグラノーラがちょうどいい!
パーティーの帰り、電車の中でお取り寄せ手続きをしたことは言うまでもありません。
【2025ベストバイ&ベストプレイス】



