仕事だけでなく、家事に介護に育児に地域にと、それぞれがそれぞれの立場で多忙な日々を送るオトナサローネ執筆陣。彼女ら＆彼らが各自の目線で今年「買ってよかったもの＆行ってよかった場所」を語る、2025年ベストバイ＆ベストプレイスです。
旅＆美容ライターの小浜みゆさんが挙げてくださった2025年に行ってよかった場所は、「オトナのイギリス旅」でした！
【2025ベストバイ＆ベストプレイス】
エコノミークラスだけど、JALのラウンジが使える！ その「裏ワザ」とは？
2025年は公私合わせて80泊以上旅した、旅＆美容ライターの小浜みゆです。旅好きすぎる私が、今年一番思い出深かったのが「イギリス」！ 映画『ハリー・ポッター』のモデルになった大広間で朝食を食べ、プレミア・リーグを観戦……今の自分の「やりたいこと」を詰め込んだ旅でした。
旅好きの私は、飛行機も大好き。ロンドンに行くことが決まった時、「乗りたい！」と真っ先に思いついたのはJALのJL41便でした。こちらは羽田1:00時発、ロンドン6:25着の便で、なんと「プレミアムナイトフライト」として搭乗者全員がJALのラウンジを利用できるんです！
航空会社のラウンジといえば、ビジネスクラス搭乗者やステータス保持者の特権。しかし、この便は深夜発なので1食目の機内食が無い代わりにエコノミークラスでもラウンジが利用できるという、特別な便なのです。私はエコノミークラスでしたがラウンジでワインや食事を楽しみ、旅のスタートから贅沢気分を味わえました……！
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『ハリー・ポッター』のあの場所で朝食を。オックスフォード大学へ
今回のイギリス旅の1番の目的は「オックスフォード大学」。私は映画『ハリー・ポッター』が大好きで、そのロケ地に行くという夢を叶えてきました。例えばオックスフォード大学のニュー・カレッジにある庭は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の撮影で使われたロケ地。ハリーたちが「ここで撮影したんだ……！」と想像するだけでもテンションが上がりました。
そして最も叶えたかった夢が、ホグワーツ魔法魔術学校の大広間のモデル地となった、オックスフォード大学「クライスト・チャーチ」の「ザ・グレート・ホール」で朝食を食べること。オックスフォード大学の学生寮は学生の夏休み中などの限られた期間中、一般人も宿泊ができる寮があり、クライスト・チャーチの学生寮に泊まると、特典としてザ・グレート・ホールで朝食が食べられるのです。
私が宿泊したクライスト・チャーチの学生寮「Liddell Building」はシャワー・トイレ共同でしたが想像以上にきれいで、シングル1室85ポンドと、ロンドンのホテル相場よりはリーズナブルに宿泊できました。
早朝、クライスト・チャーチ内を見学できるのは宿泊者の特権。朝1番に食堂へ行くと、そこには『ハリー・ポッター︎』の世界が広がっていました……！ もはや、魔法のキャンドルが浮いていてもおかしくない雰囲気。ここはファンにとても有名な場所なので、ホグワーツ魔法魔術学校のローブを着て訪れている人たちもいました。
メニューはクロワッサンやソーセージなどを楽しめる伝統的なイングリッシュ・ブレックファースト。歴史あるオックスフォード大学で、『ハリー・ポッター︎』の世界観を感じながら味わう朝食は、一生忘れられない思い出になりました。
・Christ Church – Liddell Building
HP：https://www.chch.ox.ac.uk/visit/bed-and-breakfast/liddell-building
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プレミアリーグ＆大英博物館を満喫。ロンドン観光
ロンドンでも、キングス・クロス駅（9と4分の3番線）など『ハリー・ポッター』にまつわる観光スポットへ。大英博物館では、『ハリー・ポッターと賢者の石』でロンとハリーが遊んでいたチェスで登場した「ルイス島のチェス駒」を鑑賞できました！
ロンドンは物価がお高めですが、多くの美術館や博物館が「無料」なのはありがたいですね。事前に入場時間を予約すると、スムーズに入場できました。
・大英博物館
HP：https://www.britishmuseum.org/
『ハリー・ポッター︎』とともに、ロンドンで叶えたかったことが「サッカー観戦」。世界最高峰のリーグとして知られる「プレミア・リーグ」をこの目で見てみたかったのです。しかし、「プレミア・リーグ」は人気すぎて、観光客がチケットを手に入れるのは至難の業。
しかし、情報を集めに集めた結果、対戦や時期を選べば観光客もチケットを公式Webサイトで購入できることがわかりました。そして私は62,500人を収容する巨大な「ロンドン・スタジアム」で、ウェストハム対トッテナムの観戦チケットをゲット。世界最高峰の選手のプレーやファンの熱気は想像以上にすごかったです！
・ウェストハム
HP：https://www.whufc.com/en
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「Q.物価は高い？」「A.高いです」ファストフードで節約
イギリスに旅行に行く時に、覚悟が必要なのは「食費」。為替は2025年12月22日時点で1ポンド＝210.74︎円で、物価は日本の2倍くらいの感覚でした。そのためレストランは行きたいところだけを厳選し、基本的にはファストフードやスーパーの惣菜で食費をおさえました。
マクドナルドには「Grilled Chicken Salad」や「Mozzarella Dippers」など日本には無いメニューもあって、面白かったです！ スムージーも頼んで、合計金額は8.18ポンド。日本と比べると割高ですが、美術館や博物館は無料の施設も多いので、トータルでかかった費用としてはアリかなというところでした。
物価の高さは「ホテル代」でも感じましたが、ロンドンは残念ながら日本ほど治安が良いとは言えないので、そこは「安心」を買うことにしました。
ロンドンで宿泊したのは、「ザ・プリンス・アカトキ・ロンドン」。日本の西武プリンスホテルズ＆リゾーツが手がけていて、日本語が話せるスタッフも在籍していました。バスタブ付きで温かいお湯にゆったり浸かれて、1日2万歩も歩いた後のオアシスでした……。
・ザ・プリンス・アカトキ・ロンドン
HP：https://www.seibuprince.com/ja/the-prince-akatoki-london
JALのラウンジからはじまり、やりたかった夢を叶えたイギリス旅。『ハリー・ポッター』やプレミアリーグ︎など、「自分の好き」を楽しむ場所として個人的にはベストチョイスでした。無視できないほどの物価の高さには驚き、旅の前後は日本で超節約生活でしたが、その努力をする価値があったと思います。
コロナ禍をきっかけに海外旅行は縁がなくなってしまったという人もいるかと思いますが、旅は行ける時が行きどき。「自分の好き」を楽しむ海外旅行、おすすめです！
【2025ベストバイ＆ベストプレイス】
