「ガクチカ」7割が意識も9割が自信なし…28年卒生の就活実態
子育て・教育
リセマム/生活・健康/大学生
「ガクチカ」を意識しているかという質問には、71.9%が「意識している」と回答。大学2年生時点で、就活を意識した活動をしている学生が大半であることがわかった。
「ガクチカ」を意識して活動している学生が、どのようなことをしているか聞いたところ、1位は「アルバイト」(71件)、2位は「サークル活動」(48件)、3位は「資格取得」(42件)という結果になった。
一方で、「ガクチカ」を意識していない学生が、どのような活動をしているか聞いたところ、1位は「アルバイト」(31件)、2位は「資格取得」(18件)、3位は「ゼミなどをはじめとする学業」(14件)となった。意識の有無にかかわらず、「アルバイト」が最多となっている。
就職活動において自分の「ガクチカ」に自信があるか、という質問には、自信があるという学生は13%程度にとどまり、「わからない」が37.5%、「自信がない」が約半数の49.4%という結果になった。
「ガクチカ」に自信をもてない理由としては、「自分の経験が少ないと感じているから」が79件、「どんな経験が評価されるかわからないから」が70件、「特に『ガクチカ』として語れるエピソードがないから」が66件と続いた。約7割が「ガクチカ」を意識した活動をしている一方で、何かしらの課題を抱えていることがうかがえる。
就職活動を意識し始めたのは、「大学2年生」が最多で52.5%、ついで「大学1年生」が27.5%で、あわせて80%という結果になった。また、就職活動を意識するきっかけとしては「SNSやWeb上の情報」が67件と最多。ついで、「友人」47件、「両親・親族」38件だった。
今回の調査は、2025年11月28日から12月18日にかけて、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」へのサイト来訪者を対象にWeb上でのアンケート調査として実施。有効回答数は160件だった。
《吹野准》
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