プーチン政権下のロシアにおいて、クィアであるために差別や暴力の標的にされながらも独創的なパフォーマンスで権力に抗い続けてきたアーティスト、ジェナ・マービン。ジェナはまた、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった直後、命の危険を顧みず公然と反対の意を表明するパフォーマンスを敢行し、世界に衝撃を与えた。
社会からの孤立、そして激化する弾圧。本作は、ジェナの壮絶な生き様と芸術性を捉えたドキュメンタリーだ。「息を呑むほど美しい」「途方もない勇気の作品」「痛烈で生々しい」「最高のドキュメンタリー」と圧倒的な称賛を受け、アメリカの映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家支持率100%という驚異的なスコアを記録している。プロデューサーを務めるのは、2022年に公開され、日本でも大きな衝撃を与えたドキュメンタリー映画『チェチェンへようこそ ―ゲイの粛清―』を共同プロデュースしたイゴール・ミャコチン。ロシア支配下のチェチェン共和国で国家主導のもと横行する“ゲイ狩り”に命懸けで立ち向かう活動家グループを追った同作はアカデミー賞ショートリスト選出やBAFTA賞受賞など、世界的に高い評価を受けた。ドキュメンタリー業界で活動する「40歳未満の40人」の一人に選出され、ドキュメンタリー界の最前線を走る彼が、現代ロシアの闇と希望の核心を語る。
そしてこのたびジェナ本人とプロデューサーのイゴール・ミャコチンの初来日が決定。新宿、渋谷、吉祥寺で開催される公開記念舞台挨拶に登壇する。シネマート新宿での舞台挨拶では、2025年にロシアの政治犯をテーマにした展覧会「鉄格子の向こう」を主宰し、クィア・パーティーの演出を手掛けるなど、「抵抗」と「光」をテーマに活動してきたアーティストデュオ「MES」がゲストとして登壇。表現という武器を手に、権力や社会の暗部を照らし出す両者による“抵抗”を巡る対談が実現する。
また、ジャパンプレミア前夜祭として、MES主催によるパーティ「REVOLIC for QUEENDOM」の開催も決定した。会場は新宿2丁目のAiSOTOPE LOUNGE。誰でも入場可能なこの一夜は、映画の世界観をリアルに体感できる貴重な機会となりそうだ。<公開記念舞台挨拶スケジュール>
■シネマート新宿
【登壇者】ジェナ・マービン、イゴール・ミャコチン、MES(ゲスト)
【日時】1月30日(金)18:35の回・上映前
【チケット販売】1月23日(金)21:30より、シネマート新宿オンラインチケット予約ページにて販売
残席がある場合、1月24日(土)開館時刻より、シネマート新宿劇場窓口においても販売
■ヒューマントラストシネマ渋谷
【登壇者】ジェナ・マービン、イゴール・ミャコチン
【日時】1月31日(土)14:00の回・上映後
【チケット販売】オンライン:1月23日(金)19:00~、窓口:1月24日(土)劇場OPEN時~
■アップリンク吉祥寺
【登壇者】ジェナ・マービン、イゴール・ミャコチン
【日時】1月31日(土)17:10の回・上映後
【チケット販売】1月20日(火)22:00~UPLINK会員先行(オンライン)、1月21日(水)10:00~一般発売(窓口・オンライン)
『クイーンダム/誕生』は1月30日(金)よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。



